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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

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現在の“東村山の闇”の原点である議席譲渡事件と女性市議転落死事故についてのルポルタージュ。今は絶版となっていて書店では買えないが、手元に在庫があるので、希望の方はこちらにメールしてください。書籍代+送料でお分けいたします。

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沈黙を破った矢野穂積(東村山市議)の捏造放送と著作権侵害
「さ~さ、お耳を拝借~(^v^)/」「3羽の雀の日記」(いずれもブログ)でご存じの方も多いと思うが、薄井政美東村山市議から1000万円の損害賠償を求めて提訴された矢野穂積が4月21日、ついに沈黙を破り、市民に向けて反論らしきものを行った。

 矢野が反論の舞台に選んだのは多摩レイクサイドFM(ミニFM=矢野が実質的な運営者とみられる)の、矢野がパーソナリティを務める「ニュースワイド多摩」という番組。つまり、矢野が朝木とともに発行している政治宣伝ビラ「東村山市民新聞」同様、矢野がやりたいようにやれる矢野の番組を利用したということである。

 この「ニュースワイド多摩」という番組は、朝日、読売、毎日など全国紙多摩版などの記事をアシスタントに読ませ、矢野がいちいち「解説」を加えるという作りになっている。矢野が政治宣伝ビラを発行した時期には「東村山市民新聞からです」「東村山市民新聞提供のニュースです」などと、矢野と朝木の個人的なビラの内容が全国紙と同等の扱いで放送され、自分が作ったビラの内容に関しても矢野が「パーソナリティ」と称してあたかも第三者であるかのように「解説」までしてしまう(通常、こういうスタイルをマッチポンプあるいは「我田引水」と呼ぶ)。もちろん、「東村山市民新聞」が矢野のビラであることを聴取者に明らかにするはずはない。一言でいえば、そういう普通ではあり得ない番組である。

読売多摩版の記事を捏造

 矢野は自分の番組で薄井の提訴に対する反論を初めて行ったわけだが、その沈黙の破り方はおよそ常人の予測をはるかに超えるものだった。常軌を逸した、という言い方もできよう。

 矢野はいつものようにアシスタントに「読売多摩版」の記事を朗読させた。

〈東村山市の薄井政美市議は16日、虚偽の情報を流されるなどして名誉を傷つけられたとして、同僚の2市議らに慰謝料1000万円の支払いなどを求める訴訟を地裁八王子支部に起こしました。
 訴状などによると、同僚市議らは2007年4月以降、立候補前に風俗情報出版社に勤めていた薄井市議について、ホームページなどに「立候補する資格すらなく辞職すべき」「性風俗特殊営業の宣伝で、職業安定法などに違反した疑惑がある」などと掲載しました。コミュニティFMラジオでも、同様の発言をしたとしています。薄井市議は「犯罪への関与は事実無根」と主張しています。〉

 実際の読売多摩版の記事はここまでである。ところが矢野の番組では、「記事」はまだ続いた。アシスタントは一呼吸置くと次のように読み続けたのである。

〈薄井政美市議は、昨年4月の東村山市議選で当選しましたが、市議の任期が始まった後も、昨年2月から始めたインターネットのアダルト動画サイトで、本人の実名、顔まで出して、ソープランドやヘルスなど、特殊性風俗について紹介する発言を続けていました。「セクハラ情報」だとか「女性蔑視」「女性差別」などの厳しい批判に対して、薄井さんはこの間沈黙を守っていて、いっさい反論はしていませんが、知り合いの性風俗評論家、風俗ライター、そして風俗嬢と呼ばれる関係者らが、インターネット上にホームページなどを作って、「薄井市議を守れ」などという宣伝活動をしていました。〉

 実際の記事と、それに続く「記事」の間には何の断りもない。聴取者が聞けば、すべてが「読売の記事」と思うことは間違いない。つまり、「ニュースワイド多摩」において読売の記事が捏造されたということになる。しかも、捏造部分には薄井に対する新たな名誉毀損表現が含まれている。

注目される読売新聞社の対応

 この放送の悪質さはあらためていうまでもないが、これでは、実際の記事を知らない聴取者からすれば、読売新聞社が薄井に対する名誉毀損記事を掲載したと誤認することになろう。つまりこの放送は、記事の捏造=著作権侵害だけでなく読売新聞社に対する重大な信用毀損行為ということにもなるのではないか。

 読売新聞社は矢野の放送にどう対応するのだろうか。読売新聞社には早朝から矢野による記事捏造の情報が伝えられたと聞くし、東村山市民(ブログ「やまだKING」)からも読売の対応を聞く内容のメールが送られている。

 そこで私も4月21日午後5時過ぎ、読売新聞立川支局に電話をしてみた。すると支局長は外出中で、自分の会社に重大な問題が発生しているというのに、対応した記者は意外にもそのような放送があった事実を知らないという。そこで私はあらためて、捏造放送の事実を伝えた「さ~さ、お耳を拝借~」のアドレスを支局に送った。

 ちなみに私が送ったメールアドレスと「やまだKING」が送ったアドレスは同一である。その点も含め、自社の記事が捏造されるという重大事態を支局内の記者が夕方の段階で知らないというのは考えにくい。

 むしろ、私に対する記者の対応は、読売新聞社として事態を重大に受け止めている証拠ではないかという気がする。社名を利用されたあげく信用まで毀損された読売新聞社が、言論機関として今回の問題にどう対応するのか、注目したい。

(宇留嶋瑞郎)
 

テーマ:議員って? - ジャンル:政治・経済

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