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右翼を煽動した矢野穂積の虚偽説明 第9回
シンポジウムでのもう1つの嘘

 平成20年11月16日に開かれた右翼のシンポジウムにおける矢野の発言の中には、「被害者が『(明代は)黒っぽいグリーングレーのパンツスーツ(を着ていた)』と供述した」というもののほかにもう1つの重要な虚偽がある。「千葉副署長が『書類送検前に防犯カメラの画像を確認していた』と嘘の説明をした」とする趣旨の発言である。シンポジウムにおける矢野の発言をみよう。



矢野  ということで、かばんをかけていたというのは同じですが、はっきりいえることは、私どもがちょっと気がつかなかったのは、書類送致の前には振込明細からわかった銀行からのその押収した静止画像の写真、朝木さんの服装が映ってる写真ですね、これは警察は入手をしていない、したがって、今申し上げたように一致してないわけですね。

 犯人と朝木さんの服装の特徴は、決定的にブラウスの襟が違う、チャイナカラーとフラットカラーとではまるで違います。それが一番大きいところ。それから縦縞が入っていないというところ。こういったことがはっきりわかって、これは供述調書の中に残っていますから、みなさんも確認することができます。

 で、にもかかわらずですね、千葉副署長は、書類送致をした理由として、あたかもこの銀行から押収した静止画像の朝木さんの写真ですね、朝木さんの服装と目撃者、被害者の戸塚洋品店主が語っている供述内容は一致してたので書類送致をしたというふうにいってるんですね。

 だから、今のお話でおわかりになったと思いますが、この万引きうんぬんの件に関しては非常にやっかいですが、今はっきりわかったことは、実は、警察は犯人と朝木議員の同一性をきちんと確認しないまま書類送致をしたんだということ、そしてその後ですね、銀行から押収した、この服装の違いをですね、具体的にはどこにも言ってないんです。



 矢野の発言は明確さに欠けるものだが、要約すれば、被害者の主張と静止画像の服装は一致していないということ、また千葉副署長が「書類送致前に」静止画像を被害者に見せたといっているが、その事実はない(だから判断を誤った)ということのようである。

千葉副署長の供述

 このシンポジウム以後、矢野は「東村山署の誤認送検の事実が明らかになった」などと宣伝しているが、これは被害者の主張する万引き当日の明代の服装が防犯カメラの画像と一致していないとの虚偽の事実を前提とするものである。矢野が裁判で提出した画像が朝木に偽物のスーツを着せて撮影したものにすぎず、本物の静止画像と目撃者の供述が一致していたことはこれまで説明してきたとおりだが、書類送検とSさんの証言および静止画像の関係について副署長千葉英司はどう供述しているのか。平成12年2月7日、「聖教新聞」裁判での反対尋問をみよう。



(Sさんについて)

矢野側代理人  (Sさんから)初めて事情を聞いたのは、このSさん(実名)の場合には送致よりあとということになりますね。

千葉  はい。

代理人  これはなぜ、その捜査が終了したというふうに先ほどおっしゃいましたけれども、当然目撃証人がもう1人いらっしゃれば、送致前に事情を聞かなければいけないかと思うんですが、そのへんの捜査を尽くさなかった理由というのはどういうことなんでしょうか?

千葉  捜査を尽くさなかったというご質問ですか? 送致の段階では捜査を尽くしたと確信しましたので、私の判断で送致したわけです。

代理人  尽くした尽くさないじゃなくて、特にそのSさん、この方の事情聴取をされなかった何かの合理的な理由はいうのはあるんですか?

千葉  合理的な理由ですか? 目撃者がわかった段階で、私どもは聞いております。わからない段階では調べることは不可能じゃないですか。

代理人  当時は、要するに送致の段階では、まだ彼女がわからなかったということですね。

千葉  そういうことです。

代理人  ただ、もう1人、そういう人がいたかどうかというのはわかっていたんですか? 1人、だれかいたんだろうと。

千葉  私どもではわかっておりませんでした。



 千葉が「書類送検までに捜査は尽くした」といっているだけで、Sさんの事情聴取が送致前だったとは一言もいっていない。矢野はSさんを聴取していなかったことをもって「捜査が不十分だった」と主張したいようだが、千葉はSさんの聴取は補充捜査であると認識していたのである。 



(防犯カメラの静止画像との同一性について)

矢野側代理人  (静止画像の確認は)これは当然、裏付け捜査ですね。要するに本当にそこに寄ったのかということの捜査をされたかと思うんですけど、これは送致前にされたんですか?

千葉  裏付け捜査を完了したのは送致後です。

代理人  で、これは○○さん(被害者)には見せたですね?

千葉  そうです。

代理人  これは、顔は写っていたわけですか?

千葉  顔は正面撮影でございませんので、横顔あるいは後ろだと記憶しております。

代理人  それで、○○さん(被害者)の供述とは、これは合致したわけですか?

千葉  合致いたしました。



 千葉は被害者が静止画像を確認したのは送致後であることをなんら隠しておらず、被害者の証言と静止画像が一致したと明確に供述している。「千葉は『書類送検前に静止画像を確認した』と主張した」とする趣旨の矢野の説明が虚偽であることは調書から明らかである。


(その10へつづく)

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