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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

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創価問題新聞事件 第11回
「開設」「更新」手続きへの関与を否定

「創価問題新聞」裁判において矢野と朝木は終結まぎわまで真実性・相当性の主張・立証をしなかった。平成15年に上梓した『東村山の闇』では「明代の万引き冤罪と他殺が確定し、事件は真犯人を特定する段階に入った」と結論づけているのだから、その根拠を法廷でも主張し、それが認められれば名誉毀損は阻却されることになろう。

 ところが裁判が始まって3年もたつというのに矢野と朝木は、終結1年前の平成18年11月24日付準備書面では、「創価問題新聞」の開設と運営に関する責任関係について主張している。それが彼らのいう「真相究明活動」とどんな関係があるのかはわからないが、矢野と朝木の主張や行動様式・傾向を知る上でそれなりに興味深い。矢野と朝木は、彼らが「発行人」(矢野)と「編集人」(朝木)であるホームページ「創価問題新聞」について次のように述べて、本件記事掲載について彼らの関与を否定したのである。

〈被告ら(矢野・朝木)は、……本件創価問題新聞ホームページのドメインが日本国内ではなく海外において取得されたものであったことにより、技術上の困難さから本件HPの開設及び更新の手続きに実際には関与していない。〉

 この1文によって彼らが何をいいたいのかは判然としないが、どうも「創価問題新聞」の発行責任は自分たちにはないといいたいようにもみえる。したがって、仮に問題とされた記事に名誉毀損があったとしても自分たちに不法行為責任はないと主張したいもののようだった。もちろんこれが仮に事実だったとしても、矢野が「発行人」で朝木が「編集人」と明記している以上、ホームページの開設と更新作業を行ったのが誰であるかに関わらず、彼らが発行・掲載責任を免れることはあり得ない。

内容証明送付後にホームページを閉鎖

 さらに興味深いのは、矢野と朝木が「創価問題新聞」ホームページの閉鎖について次のように説明していることである。

〈また、上記事情から本件HPを被告ら自身で維持することが困難であることから、すでに本件訴状の被告らに対する送達のあった2003年2月19日以前において、本件HPを閉鎖するよう直接の担当者に再三連絡し、現実に本件HPは閉鎖されている。〉

「連絡」はともかく、現実にホームページが閉鎖された時期を明記していないところが矢野の巧妙さというべきだろう。「創価問題新聞」が現実的に閉鎖されたのは提訴から4カ月後の平成15年6月ごろである。つまり矢野は準備書面で、提訴とは関係なく自主的にホームページを閉鎖しようとしていたといいたいようだが、このことに何の意味があるのか。ここでも彼らが何をいいたいのかは必ずしも明確ではないが、少なくともホームページ閉鎖に関わる内部事情が本件と無関係であることだけは確かである。

 千葉は同年1月21日と2月25日の2度にわたり、矢野と朝木に対して「ご通知」と題する内容証明を送付している。その内容を紹介しておこう。



ご通知

冠省 通知人は貴殿らに対し、下記の通り通知します。

 貴殿らは、インターネット「創価問題新聞」の発行人及び編集長であるが、平成12年9月9日に、同創価問題新聞のホームページ草の根掲示板に、投稿名MIDNIGHT MESSENGERが、「東村山警察の千葉のどあほが、証拠消すために立ち入り禁止のロープも張らんかった」「東村山署の元・副署長じゃった千葉じゃ。千葉英司のどあほ、あほの千葉」「あのあほの千葉じゃ。証拠消しくさった千葉じゃ。あいつは、いまじゃ、どじのなれのはてじゃのう『すりチカン』係やっとる。鉄道警察隊のぞいてやってくれや。やりすぎるとのう、しまいはあわれじゃ」「あのアホの千葉、アホの千葉(東村山署・元副署長)」「あほの千葉、あのアホの千葉」

 同月10日に、「あほの千葉 アホの千葉 アホの千葉 アホの千葉」

 同月14日に、「あほの千葉」「あほの千葉 あのホアの千葉 あのアホの千葉」「あのアホの千葉」

 同月22日に、「あのアホの『千葉副署長』」

 同年11月3日に2回、同月4日に1回、「『万引きのでっちあげ』も証拠あがっとる 証人尋問の時に千葉英司(東村山署・副署長)が証拠つきつけられて激しく動揺し きょろきょろ代理人に助けを求めた事実や」

 同4日に、「東村山店に来店していないなんちゅう証言は 店関係者はだれもしていないなんちゅう証言は、店関係者はだれもしていない ふれまわっとるとすればぢゃ 千葉英司副署長らクサーイ連中のでっちあげじゃ こいつほんまにアホとちゃうか」とする発言が書き込まれた。

 平成13年10月23日に、同掲示板に投稿名Mが、「アホの千葉英司(元副署長)」

 同14年3月25日に、「千葉ちゅうのは蚤垢側の人間じゃろ こういうのが警察にいるからこまったもんよ 警察だけやないがな 朝木事件殺害事件当時の担当検事が蚤垢信者ちゅうことはオウム事件をオウム検事が捜査でけるか これはもう 疑惑のレベルやないで」とする発言が書き込まれた。

 以上の発言は、通知人を誹謗中傷するものであり通知人の名誉権を侵害した。

 創価問題新聞の発行人及び編集長である貴殿らは、他人の名誉権を侵害する発言が書き込まれた場合には、ただちに削除すべき条理上の義務を負っている。

 しかし、貴殿らは削除の義務を怠り、通知人の名誉権が侵害されるのを放置し、通知人は精神的損害を被った。

 貴殿らの、この行為に強く抗議するとともに次の事項を要請します。

1 「MIDNIGHT MESSENGER」及び「M」が、創価問題新聞のホームページ草の根掲示板に書き込んだ、通知人の名誉権を侵害する発言の全てを、本書面到達後5日以内に削除し、同草の根掲示板において謝罪すること。

2 今後、同草の根掲示板に、通知人の名誉権を侵害する発言が書き込まれた場合にはただちに削除すること。

 万が一、1並びに2の要請が看過された場合には民法709条に基づく提訴もやむを得ませんので、呉々も御承知おき下さい。以上、通知します。

平成15年1月21日
                                                         (太字は筆者)



 これに対し、矢野と朝木から回答はなかったものの掲示板から当該投稿は削除された。


(その12へつづく)

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テーマ:裁判 - ジャンル:政治・経済

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