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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

『民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒』(ユニコン企画発行、長崎出版発売、1200円+税)

現在の“東村山の闇”の原点である議席譲渡事件と女性市議転落死事故についてのルポルタージュ。今は絶版となっていて書店では買えないが、手元に在庫があるので、希望の方はこちらにメールしてください。書籍代+送料でお分けいたします。

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西村修平事件第6回口頭弁論(その5)
西村反対尋問(4)

 朝木明代の万引きを「捏造」とし、転落死を「他殺」と主張する西村がなんら独自の調査をしておらず、矢野と朝木の主張を鵜呑みにしたものにすぎないことはこれまでの尋問から明らかだが、この裁判では千葉から矢野らの主張を排斥した判決が提出されている。客観的に事件を検証しようとすれば、自分の見解とは相反する判断の根拠にも一応耳を傾けるべきである。裁判の当事者である西村は、千葉が提出した判決をどう見ているのか。千葉はその点についても聞いた。

 なお、私は数日前に尋問調書を入手した。今後は調書に基づいて尋問のやり取りを報告しようと思う(特に生のやり取りが必要と判断した場合を除き、要約)。前回までのやり取りについては、文言上は実際の調書とはかなり異なる部分も多々あるが、趣旨において大きな誤りはなかったものと考えている。



⑤関連事件の裁判結果について

千葉  朝木の万引き事件は捏造だと主張しているが、その客観的根拠は何か。

西村  ビニールカバーの指紋を捜査していないこと、レジジャーナルを開示していないこと、矢野が作成した再現写真の服装が違うことだ。

千葉  (千葉が書証として提出した「創価問題新聞裁判」の東京高裁判決を示す。上記西村の供述を含む矢野の主張をことごとく排斥した判決)この判決を、被告は見ているか。

西村  代理人に依頼しているから、これはすべて目を通していない。

千葉  見ていないということですね。

西村  はい。

千葉  (千葉が書証として提出した万引き被害者が矢野と朝木を提訴して勝訴した裁判の判決=判決では、「矢野と朝木の作成した再現写真が明代の服装と同一である証拠はない」と認定されている=を示す)これも見てないか。

西村  ざっと見たが、記憶に残っていない。



「創価問題新聞」裁判においても万引き被害者が矢野を提訴した裁判においても、西村が供述した問題点と称するものによって被害者の主張や東村山署の捜査に疑念が差し挟まれたことは1度もない。また判決には、東村山署が明代を万引き犯と認定した根拠と経過、転落死を事件性なしと判断した根拠が記載されている。その判決に、西村は目も通していないというのである。万引き被害者が矢野を提訴した裁判の判決については「ざっと見た」などというが、「覚えていない」というのだから見ていないに等しい。

「創価問題新聞」裁判の最高裁判決後、西村は「行動する保守」一行とともに最高裁前で判決を非難する街宣を行ったが、西村は判決も読まないで、つまりなんらその内容について検討もしないまま街宣活動を行っていたということになる。そのことを支援者は知っていたのだろうか。あるいは「行動する保守」では、これでもリーダーが務まるということなのだろうか。

 裁判の当事者として相手が提出した証拠を見ていないというのでは印象が悪いと思ったのか、西村は「代理人に依頼しているから」と言い訳している。しかし、東京地検八王子支部に「再捜査要望書」まで提出し、「朝木明代謀殺事件」の真相究明活動を行っている「行動する保守」のリーダーともあろう者が、捜査指揮官が提出した書証に目も通さないなどということでいいのか。「万引き捏造」と「他殺」を主張して街宣を繰り広げ、多くの当事者を傷つけ、迷惑をかけてきた者として、また多くの盲目的な支援者を街宣に駆り立ててきた者として、これまでの認識とそれに基づく行動に誤りはなかったのか、矢野に騙されていた可能性はないのかなどについて西村は自らの目(と頭)で確認する必要があるのではないのか。

 これは西村自身の責任の問題であり、裁判にあたって代理人を立てたこととは無関係なのである。代理人を立てたことを言い訳に、判決に目も通そうとしない西村の姿勢自体が、彼らのいう「真相究明活動」の本質と、自分たちに都合の悪い現実を受け入れようとしない「行動する保守」と称する連中の狭量さ(愚かさ)を示しているように思えてならない。


 
⑥千葉を「創価学会員」と呼ぶ根拠

千葉  プラカードの話に戻るが、私が創価学会(員)という根拠は何か。

西村  原告を創価学会とはいっていない。同じ穴の狢だとはいったが。

千葉  同じ穴の狢ではあるが、創価学会員ではないといっている?

西村  あなたが学会員かどうかはわからないが、検事が2人とも学会員で、事件もでっち上げに近いような万引き事件で、朝木さんを犯人と決めつけた。そういう意味で「同じ穴の狢」「創価学会の4悪人」と書いた。

千葉  そうすると、被告は原告のことを創価学会員だと思っていないのか。

西村  学会員かどうかはわからない。

千葉  被告はこの裁判のことを「創価学会との裁判」といっていないか。

西村  創価学会はいろんなメディアで「朝木は万引きした」といっている。われわれはそのメディアとも対立するから、創価学会の名前も出す。



 プラカードに「創価学会の4悪人」と書き、その1人として千葉の名前を挙げれば、支援者をはじめそれを見た一般市民は「千葉は創価学会員」と認識するだろうし、「原告を創価学会員とはいっていない」は通用しまい。また、西村などの「行動する保守」が千葉との裁判を「創価学会との裁判闘争」の1つと位置付け、宣伝していることもまた事実である。その事実自体について西村が否定しなかったのはいいとしても、その理由に関する西村の供述はまたしても根拠らしい根拠がないことを示すものと判断できた。

 そもそも、明代の万引きが発覚して以後、矢野が創価学会を持ち出したのは、明代の万引きを否定する客観的な根拠がなかったからにほかならない。矢野は「創価学会」の名前を持ち出すことで明代に向けられた非難を「創価学会」に向けようとした。逆にいえば、「明代は万引きをしていない」という事実(客観的な証拠)のみによって万引きを否定できるなら、「創価学会」を持ち出す必要はなかったのである。

 西村にしても、明代が万引きを苦に自殺したのではないという客観的な証拠があるのなら、根拠もないにもかかわらず、千葉を「創価学会員」と決めつける必要はあるまい。かつて矢野の宣伝に乗り、千葉の宗派を調べようとした当時の国家公安委員長白川勝彦も、のちに千葉から朝木事件について聞かれ、「捜査は事実によらなければならない」と語っている。白川は千葉に対して敗北を認めたのである。

(つづく)
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