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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

『民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒』(ユニコン企画発行、長崎出版発売、1200円+税)

現在の“東村山の闇”の原点である議席譲渡事件と女性市議転落死事故についてのルポルタージュ。今は絶版となっていて書店では買えないが、手元に在庫があるので、希望の方はこちらにメールしてください。書籍代+送料でお分けいたします。

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西村修平事件一審判決(速報)
 街宣活動によって名誉を毀損されたとして、千葉英司元警視庁東村山警察署副署長が右翼団体「主権回復を目指す会」代表の西村修平に対して100万円の損害賠償を求めて提訴していた裁判で、東京地裁立川支部は平成22年4月28日、西村に対して10万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 千葉が問題としたのは、朝木明代(東村山市議=当時)の転落死事件(平成7年9月1日)をめぐり西村が平成20年9月1日に東村山駅前で行った街宣活動における発言などである。

「行動する保守」Aが同年7月29日に八王子駅前で行った街宣で、

「他殺であるにもかかわらず、地検と警察によって闇に葬られた。警察は容疑者を特定していたとする内部告発を得た」

 と発言して以降、「行動する保守」Aや西村らは「朝木明代謀殺事件の真相究明活動」と称する活動を行ってきた。同年9月1日に行った街宣の1週間前には、「行動する保守」Aらが主催したシンポジウムに明代の万引き事件でアリバイ工作および万引き被害者に対する威迫活動を明代と共謀した東村山市議の矢野穂積と明代の長女、朝木直子(同=「草の根市民クラブ」)がパネリストとして登壇し、「明代は殺された」との主張を繰り返した。

 矢野と朝木の主張を鵜呑みにした西村は街宣で、

〈創価学会の四悪人
 東村山署   ○○○○(刑事の実名)?
  〃  ?  千葉英二副署長
 地検八王子  ○○○○(検事の実名)
        ○○○○(検事の実名)〉

 と記載したプラカードを指さしながら、

〈東村山署○○○○(実名)刑事係長、千葉英司副署長、この2人が、朝木さんが謀殺された事件を自殺として覆い隠した張本人〉
 
 などと演説した。千葉はこの街宣が名誉を毀損するものであるとして提訴していた。

静まり返った傍聴席

 この日、法廷には被告西村のほか「行動する保守」Aや先日釈放されたばかりの右翼M、「行動する保守」Aの弟子など支援者十数名が詰めかけたが、この裁判で西村を全面支援してきた矢野と朝木は姿をみせなかった。

 関係者の間では、判決言い渡しの後、かなりの騒ぎになるのではないかと予測していたフシがある。しかし予測に反して今日は、敗訴を言い渡された被告席の西村が書類を机に叩きつけることもなく、傍聴席の支援者が裁判官に罵声を浴びせるでもなく、むしろ静まり返っていた。

「行動する保守」らは裁判官に大声をあげたところで現実が何も変わらないことを学習したのかもしれない。あるいは、慣れたのだろうか。

 さて、「行動する保守」の重鎮、西村がこのまま敗訴判決を受け入れるとは考えにくい。控訴審で注目されるのはやはり、一審で「内部告発」に関する証言をしないまま西村を見殺しにした「行動する保守」Aが、その内容を明らかにするかどうかである。西村や支援者らを東村山問題に引きずり込んだ者として、「行動する保守」Aだけは、ただ傍聴に来るだけでは支援したとはいえまい。

 余談だが、比較的静かだった「行動する保守」の中で、右翼Mだけはどうしたのか、ずっと何かに挑むような表情をしていたのが印象に残っている。対照的に「行動する保守」Aは、こころなしか痩せたように見えた。 

(了)
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