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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

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西村・細川事件 第5回
元側近を激しく批判

 ウェブサイトの記載について西村はすべての責任は元側近にあると主張しているが、準備書面ではさらに「状況説明」として元側近を激しく批判している。

 準備書面で西村はまず、元側近が「主権回復を目指す会」に参加した動機と活動目的について次のように記載している。



 3年ほど前に被告細川が当会の活動に参加しだしたが、主な目的は活動状況の撮影と動画の配信であった。被告西村のような日本の主権を回復するといった政治的な目的は有してはいなかった。

 故に、芸術作品としての映像をユーチューブ他の動画サイトに投稿し、その映像の魅力を視聴者に発信することが狙いであったと思われる。その結果、閲覧者のカウント数が伸びることで満足感を得ていたと考えられる。



 代表である西村は公益目的をもって活動しているが、元側近は動画を撮影し、発信すること自体を目的としていた、つまり元側近と西村とでは活動の次元がまったく違うのだと西村は主張しているようである。

 西村の「状況説明」は続いて元側近の離反の経緯に移る。



 動画投稿サイトの閲覧数が伸びて世間の注目を浴びるようになると、更なる注目度の高い映像を撮りたいとの欲望が働くのか、昨年あたりから代表である被告西村に対し活動の形態や演説内容を指図するようになってきた。

 被告西村は政治を変革するためとの政治運動としての活動を遂行しているのであり、当然に拒絶した。このような経緯を以って、被告細川(は)昨年夏頃から当会の活動から離反しだした。

 そして、当会を辞めるに当たってはサイトの運営・管理費用として190万円あまりの法外なる金銭の支払を要求してきた。被告西村はこの要求に応じていない。過去3年間におけるインターネットの動画配信等の作業は被告西村の同意があったとは言え、被告細川が自らの意思で自主的に行ってきたものだからである。……

 被告細川は昨年9月、当会を辞めるに当たっては、被告西村の代表職退陣を要求し、これが受け入れられないと知るや訴外紫藤益男と結託して当会の解散を一方的に宣言した。



 これはいったい何の「状況説明」なのだろうか。西村の記載内容が事実かどうかを含め、「主権回復を目指す会」の内部事情は裁判とは何の関係もない。細川は西村と敵対関係にあることを理由に分離裁判を申し立てたが、そのこと自体によって西村が千葉との裁判で不利な状況に立たされるわけではない。

 したがって事情はともかく、裁判とは無関係の細川攻撃をすることは西村にとってあまり得策とはいえないのではあるまいか。政治団体の代表としてはやや大局観に欠けた大人げない対応に思えてならない。

右翼Mの厚情

 さて話は前後するが、私は口頭弁論終了後に西村が提出した第1準備書面を見ることができた。その体裁、書式、文体などを一見して直感したのは、右翼Mが千葉との別件裁判に提出した書面に酷似しているということだった。さらに書証に記された手書き文字(「号証」)を確認すると、その筆跡は右翼Mが提出した書証のものとこれまた酷似していた。西村が提出した準備書面は右翼Mが作成したものとみて間違ないようだった。

 そのこと自体を特段あげつらうつもりも責めるつもりもない。読者の中には「誰かほかにいなかったのか」という疑問を持つ人もいるかもしれないが、西村が自分が作成した文書として、十分にその内容を理解した上で、自己責任で提出する分には何の問題もない。

 それほど彼らは厚い信頼関係で結ばれているということなのだろう。あるいは千葉に対してのみならず、細川や紫藤に対してなんらかの共通の思いでもあるのだろうか。開廷前に右翼Mが見せた異様な興奮ぶりも、準備書面を作成したことと無関係ではなかったのかもしれない。

 なお、西村に対する第3回口頭弁論は3月3日午後2時と決まった。裁判長は西村に対して2月28日までに準備書面を提出するよう求めた。次回も右翼Mが支援するのだろうか。「行動する保守」Aが「内部告発」の内容を明らかにすれば、あるいは右翼Mがこれほど苦労することもなかったのかもしれない。

 その「行動する保守」Aは何を思ったのか、1月19日からブログで「東村山朝木市議殺害事件」なる「新連載」を開始している。ただ、あらたまって「新連載」というには今のところ何一つ目新しいネタがなく、逆に文章の端々から「行動する保守」Aの不誠実さが滲み出ているのが無惨である。これでは右翼Mも準備書面には引用しにくかろう。

パトリスへの誘い

 余談だが、口頭弁論終了後、私はエレベーターに乗り込もうとする西村に声をかけた。個人的に話しておかねばならないことがあったのである。政治団体指導者の立場を尊重して支援者から少し離れた場所に誘おうとするが、西村はなかなかエレベーターの前を離れようとしない。あまり話したくないようにもみえる。

 このため私は、支援者がそばにいることはわかっていたが、やむを得ずその場所で手短に用件の向きを伝えた。すると西村は、私の問いかけには具体的に答えず、こういった。

「一度、事務所に来なさいよ」

 警察庁が警戒対象としている団体の事務所にそうそう行けるものではないし、私の方からわざわざ出向かねばならないような性質の話でもない。「事務所に来い」という意味がわからなかった。私が「パトリスにはちょっと……」といいかけふと横を見ると、女傑Mがこっちを向いて不気味に笑っていた。

 思わず引いたスキにエレベーターがやってきた。西村は具体的な回答をしないまま、支援者とともに乗っていった。

(つづく)
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