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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

『民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒』(ユニコン企画発行、長崎出版発売、1200円+税)

現在の“東村山の闇”の原点である議席譲渡事件と女性市議転落死事故についてのルポルタージュ。今は絶版となっていて書店では買えないが、手元に在庫があるので、希望の方はこちらにメールしてください。書籍代+送料でお分けいたします。

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「セクハラ市議」誹謗中傷事件 第5回
常人には真似できない執拗さ

 では、一審で請求が認容されなかった「超セクハラ市議」「エロ・ライター」「風俗マニア」などとする表現について東京高裁はどう判断したのか。矢野と朝木が行った誹謗中傷宣伝として薄井が挙げた表現は、文言の悪質さと宣伝の持続力、執念深さはさすがに他に例をみない特異な市議によるものというほかなく、とうてい余人には真似のできるものではない。

 まずそれがどんなものか、改めて確認しておこう。もちろんここには名誉毀損が認定された「風営法違反」と「薬事法違反」に関する表現は含まれていないことに留意いただきたい。つまり以下にあえて示すのは、矢野と朝木がこの4年間に行ってきた薄井攻撃のほんの一部だということである。



ウェブ版「東村山市民新聞」(平成19年4月23日付)

「これじゃまるで『エロ・ライター』! 薄井政美特集」

ウェブ版「東村山市民新聞」(平成19年5月1日付)

「薄井セクハラ問題」

「市職員が机に『ヌード写真』を飾ったりすることが許されないのは勿論のこと、意図的に薄井さんがやっているような性的情報を流布させたり、性的言葉を吐く、性的体験を語るなどすれば、その『セクハラ行為』を理由に、その職員は処分され、場合によっては懲戒免職の事態もありうる話なのです」

「市議に立候補し、市議として活動する人物が『セクハラ』を公然と肯定する立場にある」

「『セクハラ』を公然と肯定する人物」

「『セクハラ』を公然と肯定している薄井さん」

「どっぷりと染み付いたセクハラ体質」

ウェブ版「東村山市民新聞」(平成19年5月4日付)

「薄井『超セクハラ活動』問題!」

「改正『均等法』に真っ向朝鮮、女性蔑視、障がい者蔑視の『超セクハラ』映像」

ウェブ版「東村山市民新聞」(平成19年5月17日付)

「薄井『超セクハラ活動』問題!」

「改正『均等法』に真っ向朝鮮、女性蔑視、障がい者蔑視の『超セクハラ』映像」

「やっぱり、風俗だけが得意な『セクハラ活動家』でした!」

ウェブ版「東村山市民新聞」(平成19年5月18日付)

「薄井『市議』、実体は『超セクハラ活動家』!」

「改正『均等法』に真っ向朝鮮、女性蔑視、障がい者蔑視の『超セクハラ』映像」

「やっぱり、風俗だけが得意な『セクハラ活動家』でした!」

「薄井『市議』、実体は『超セクハラ宣伝マン』!」

「『超セクハラ』映像」

「違法セクハラ宣伝マン」

ウェブ版「東村山市民新聞」(平成19年5月23日付)

「違法セクハラ宣伝マン特集」

「改正『均等法』に真っ向朝鮮、女性蔑視、障がい者蔑視の『超セクハラ』映像」

「違法セクハラ宣伝マン」

「やっぱり、風俗だけが得意な『セクハラ活動家』でした!」

「『グルメ日記』で何も気づかない有権者をひきつけておいて、その実体は単なる『セクハラ活動家』!」

「薄井さんの言動は、東村山市条例に違反しています。」

東村山市民新聞157号(平成19年5月29日付)

「薄井『超セクハラ市議』」

「『風俗マニア』がグルメで粉飾、市議に」

「公然と市条例違反の人権侵害行為を、5月以降も」

「薄井政美『市議』の場合は単なる『風俗マニア』」

「市議が公開のアダルト動画サイトでセクハラ発言を連発することなどもってのほか、条令違反の違法行為だ。」

「『セクハラ満載』の動画サイト」

「『風俗マニア』の素顔を粉飾」

ウェブ版「東村山市民新聞」(平成19年6月1日付)

「違法セクハラ『風俗マニア』薄井『市議』」

「『風俗マニア』であるあなたの市条例違反・違法セクハラ行為」

「単なる『風俗マニア』」

「自信をもって『風俗』の世界でそのマニアックな持ち味を存分発揮してください。」

ウェブ版「東村山市民新聞」(平成19年6月3日付)

「薄井『市議』は『違法セクハラ・風俗マニア』!」

「共産市議ら、『風俗マニア』を容認!!」

「『超セクハラ』映像」

「違法セクハラ宣伝マン」

ウェブ版「東村山市民新聞」(平成19年6月9日付)

「超セクハラ・風俗マニアの薄井『市議』の行為は市条例適用対象!」

「超セクハラ言動を繰り返している薄井『市議』」

「薄井さんは、『アダルト動画サイト』本件ネット動画に出演、超セクハラ言動を繰り返している」

東村山市民新聞158号(平成19年8月29日付)

「性風俗マニア『市議』」

「問題の薄井『市議』は、市議候補者になった後も『ソープランド』などの『性風俗特殊営業』の宣伝をしてきた」



 比類ない執念というほかないが、これらの表現について東京高裁はいずれも「意見表明」であるとした上で、

〈各意見表明は、セクハラ、条例違反、エロライター、風俗マニアを理由として、被控訴人に市議会議員としての適格性はないと論じるものであり、……被控訴人の社会的評価を低下させるおそれがあるものということができる。〉

 と認定。またこれらの意見表明の前提は、薄井がキャスターとして出演していたネット動画が議員任期開始後も公開されていた事実であるとする矢野と朝木の主張を認め、その重要な部分において真実であるとした。

 薄井は議員任期開始前にはすでに会社を退職しており、動画の公開には関与していなかった。また当然、退職後に新たに出演もしていないが、ネット上に当時の動画が残っていたのは事実だった。

 上記「セクハラ」などとする表現行為に名誉毀損が成立するか否かについての次の判断は、議員任期開始後も薄井がキャスターとして出演していたネット動画が公開されていたという前提事実に基づくとする矢野と朝木の上記表現行為が客観的に正当といえるかどうかということになる。

(つづく)
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テーマ:裁判 - ジャンル:政治・経済

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