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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

『民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒』(ユニコン企画発行、長崎出版発売、1200円+税)

現在の“東村山の闇”の原点である議席譲渡事件と女性市議転落死事故についてのルポルタージュ。今は絶版となっていて書店では買えないが、手元に在庫があるので、希望の方はこちらにメールしてください。書籍代+送料でお分けいたします。

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朝木明代転落死・鍵隠蔽事件 第2回
受領されなかった内容証明

 実は千葉は、訴状提出に先立って、矢野に対して平成23年4月5日付で内容証明を送付していた。千葉は西村修平を提訴していた裁判で「千葉が殺人事件の証拠(鍵束の発見状況)を隠蔽して自殺として処理した」などとする西村の主張が排斥されたことを述べた上で、訴状と同じ2本の記事に対して次のように主張し、対応を求めている。



 貴殿が発行人である東村山市民新聞と題するウェブサイトの平成23年4月4日付の千葉英司元副署長とは? との見出しのもと、上下二つの囲み記事で構成されている本文で、通知人を名指しした上で、自殺説を自ら全面的に否定、朝木明代議員を殺害した唯一の証拠(鍵束の発見状況)を隠蔽した、証拠事実の隠蔽は明らか等と記載しています。

 当該記事は、虚偽宣伝による悪質な情報操作であるとともに通知人(筆者注=千葉)に対する名誉毀損に該当します。

 よって通知人は、貴殿に対し厳重に抗議するとともに、当該記事の全文を本通知書到達から1週間以内に削除するよう求めます。


 
 内容証明は4月6日付で矢野が東村山市議会に住所として届け出ている住所に配達されたが矢野は不在だったようで、東村山郵便局は不在通知を入れた。しかし矢野から郵便局に連絡がないまま保管期間である7日間が経過。郵便局は再度矢野宅に配達に行ったがやはり2度目も不在で、内容証明は千葉の元に還付された。

 最初の配達の際に不在だったとしても仕方がないが、不在通知を入れていたにもかかわらず郵便局に何の連絡もないとは、市会議員の矢野は7日間にわたって連絡のつかない状態にあったことになる。これでは公務に関わる緊急事態が起きた場合には役に立たないのではあるまいか。

「草の根掲示板」廃止の理由

 ちなみに千葉が矢野に内容証明郵便を送付したのはこれが2度目である。8年前の平成15年1月、今はなき「創価問題新聞」の「草の根掲示板」に書き込まれたコメントをめぐり、千葉は発行人の矢野と編集長の朝木宛に削除と謝罪を求める内容の内容証明を送付した。このときは還付されていないから、矢野は受領したようである。千葉が問題とした「草の根掲示板」のコメントとは以下のようなものだった。



〈東村山警察の千葉のどあほが 証拠消すために 立ち入り禁止のロープも張らんかった(よって、野次馬から「ブンヤ」まで、あのビル中をじゃ、さがしまわったのに、でてこんかった「かぎ束」……)〉

〈東村山署の元・副署長じゃった千葉じゃ あのあほの千葉じゃ 証拠 消しくさった千葉じゃ〉


 
 千葉が問題にしたコメントはこれ以外にもあるが、これらのコメントはいずれも「正体は矢野ではないか」として有名な「MIDNIGHT MESSENGER」あるいは「M」によるものだった。偶然だが、「鍵(証拠の隠匿)」を問題としているという点で今回千葉が提訴した記事と共通した内容であることがわかろう。これも何かの因縁だろうか。
 
 この内容証明に対して矢野は、千葉が指摘したコメントについてはすみやかに削除した。本訴に持ち込まれることを回避したのだろう。しかし矢野からはなんらの謝罪もなかった。これでは削除が千葉の要求に屈したということにはなっておらず、第三者が気づくこともない可能性が高い。このため千葉は平成15年2月25日付で2回目の内容証明郵便を送付した。その内容は、

①謝罪をしない理由を示すこと
②「MIDNIGHT MESSENGER」あるいは「M」の身元を明示すること
③「MIDNIGHT MESSENGER」あるいは「M」が矢野であると指摘されていることに対して論駁せよ

 というものである。

 2通目の内容証明に対する回答はなかった。しかし、その後ほどなくして「草の根掲示板」そのものがなくなり、間もなく掲示板を設置していたホームページ「創価問題新聞」本体も閉鎖されたのだった。平成15年6月ごろのことである。

 矢野は自らが開設した掲示板で「MIDNIGHT MESSENGER」あるいは「M」として、また朝木直子は「TWILIGHT MESSENGER」あるいは「T」として、彼らを批判する者に対する誹謗中傷を繰り返していたことが明らかにされることを恐れたのではないかと千葉は受け止めた。

「草の根掲示板」について千葉は提訴しなかった。しかしそれから8年後、「MIDNIGHT MESSENGER」のコメント内容と共通する「鍵束」をめぐりまったく別の形で矢野と朝木を提訴することになったわけである。今度は矢野自身の記事であることが明らかだから、少なくとも「他人がやったことで自分の知るところではない」という言い訳は通らない。

 提訴後の平成23年5月20日、東京地裁立川支部で矢野と会う機会があった。「訴状を読んだか」という趣旨の質問をすると、矢野は一言だけ「ごくろうさん」と答えた。内容証明は受領を免れることができるが、訴状を受領拒否することはできない。このときすでに、矢野が訴状に目を通していることだけは事実のようだった。

(つづく)
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