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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

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第2次「行動する保守」事件 第1回
 東村山警察署元副署長の千葉英司がブログの記載などをめぐり「行動する保守」Aを提訴していた裁判の第1回口頭弁論が平成24年6月5日13:30から東京地裁立川支部で開かれることになった。ゴールデンウィーク前には期日が決定しているので、訴状はすでに送達されているものとみられる。

何も得るもののない和解

 千葉が問題としているのは「行動する保守」Aが運営するブログの平成23年9月1日付〈故朝木明代東村山市議殺害事件 16年目の命日を迎えて〉(以下、「記事1」)と題する記事および平成21年9月2日付〈告知と活動報告〉と題する記事(以下、「記事2」)である。

 記事1が掲載される4カ月前の平成23年4月20日、千葉から提訴されていた裁判で、「行動する保守」Aは千葉に10万円を支払うとともに記事および写真の削除など千葉の要求をすべて受け入れる内容の和解に応じている。慰謝料の支払い以外に裁判所が認容した千葉の要求は以下のとおりである。



(第1次裁判で認容された千葉の要求)

 ブログ「日本よ何処へ」における平成21年11月13日付「〈活動報告〉西村修平VS千葉英司(2)」に掲載したプラカードの写真にある「創価学会の四悪人」及び「千葉英二副署長」との文言削除。

 ブログ「日本よ何処へ」における平成22年5月4日付「反創価学会デモ(日護会)の紹介」に掲載したプラカードの写真にある「創価学会の四悪人」及び「千葉英二副署長」との文言削除。

 ブログ「日本よ何処へ」における平成21年7月13日付「黒田大輔『日本を護る市民の会』代表の裁判支援行動(6)」に記載した「大嘘つきの千葉英司元副署長」「大嘘つきの千葉英司元副署長に抗議」「千葉の虚偽発言」との文言削除。(筆者注=訴状では写真削除も求めていたが、提訴後に削除したため、写真削除については訴えを取り下げた)

 ブログ「日本よ何処へ」における平成21年11月20日付「〈活動報告〉槇泰智VS千葉英司」に記載した「にも拘らず捜査の指揮をとった東村山警察署の千葉英司副署長(当時)は強引に自殺として処理。」「この男こそが13年前、自殺事件にすり替えた張本人・千葉英司だったと分かった。警察を退職した今でも創価学会シンジケートで繋がり、店主を装って用心棒を演じていたとは。」との文言削除。



 これらの写真・文言の削除を約した上で、〈原告と被告らは、今後、相互に誹謗中傷しないことを確約する。〉などとする内容の和解が成立した。

 この裁判はいうまでもなく、「行動する保守」Aが「内部告発」が事実であることおよび「内部告発」の内容が事実であることを立証できていれば和解に応じる必要はなかった。しかし「行動する保守」Aは真実性を立証するどころか、「内部告発」が伝聞の伝聞にすぎないことを自らの陳述書で自白してしまった。代理人はとうてい勝ち目はないと判断し、千葉の要求をすべて飲むという惨めな和解を受け入れたのである。

卑小な自尊心

 しかし「行動する保守」Aは「行動する保守」の重鎮として、「内部告発」がどうみても一般社会ではまったく相手にされない代物であるにもかかわらず、軽率にもそれを事実と信じ込んでしまった自らの愚かさを認めたくないのか、記事1の冒頭で次のように述べた。

〈本日は東村山市議時代に創価学会を厳しく追及していた故朝木明代さんが、何者かによって東村山駅前のビルから突き落とされて殺害されたその命日であります。創価学会と命を賭けて戦った勇気ある女性市議の、その意思を後世に伝える為にも、今後ともこの問題を訴えて行く所存です。〉

 この文面だけを見れば、「行動する保守」Aは裁判では負けてもなお「真相究明活動」に対する意欲は衰えておらず、支援者に対して活動継続の強い意思を示したものと受け取ることができよう。「行動する保守」の重鎮として振る舞っている「行動する保守」Aとしては、体面だけは保ちたかっただけのようにもみえた。その後「行動する保守」Aがなんらかの「真相究明活動」を行った様子はうかがえない。

 続けて「行動する保守」Aは、面目を潰された相手である千葉についても次のように述べている。



 この事件を当時東村山警察署の副署長として捜査に当たった千葉英司副署長は、現在も朝木明代市議の仲間であった矢野穂積市議や娘さんの朝木直子市議を相手に民事で訴えています。

 ……当時捜査に当たった人物が、その後もこのように執拗にこの事件に関わっている異常性を私は不気味に感じるし、それ故にこの問題から離れる訳には行きません。



 自ら「内部告発」がデマだったことを認めただけでなく、矢野と朝木の主張がことごとく裁判所で排斥されてきた事実を見てもなお「行動する保守」Aは、何が真実かを判断できないようである。それどころかこの記載は、千葉がなにか不当な提訴を繰り返している人物であるかのような印象を与えよう。

 その上で「行動する保守」Aは裁判所から相手にされなかった陳述書を公表している。自分の陳述書の内容には理があるといいたかったのだろう。その感覚からしてすでに普通ではないと思うが、その中に千葉が問題としている記載があった。千葉の請求の1つとそれに対する「行動する保守」Aの主張である。



4 平成21年7月31日付ブログに記載した「大嘘つきの千葉英司元副署長」「大嘘つきの千葉英司元副署長に抗議」「千葉の虚偽発言」との文言及び原告の写真を削除せよ。
について

 この大嘘つきという文言は削除しません。なぜならばこれは裁判を傍聴していた我々に対して千葉氏が我々傍聴席を指し示すようにして、我々に対して事実と全く異なることを言い放ったからです。この裁判(千葉氏が黒田大輔氏を訴えた件)に関しては和解となっていますが、裁判の記録が取り寄せて読んで頂ければ、その真実は明らかだと思います。



「大嘘つき」に関する文言については千葉が削除を要求し、和解成立後に削除されている。にもかかわらず、「行動する保守」Aは「この大嘘つきという文言は削除しません。……」とする一文をあえて掲載したのである。これでは「行動する保守」Aはいまだ千葉に対して「大嘘つき」と呼んでいるに等しい。千葉は訴状で次のように主張している。



(訴状における千葉の主張)

(被告は原告が)異常な人物と断定した後で、「『大嘘つきの千葉英司元副署長』『大嘘つきの千葉英司元副署長に抗議』『千葉の虚言発言』との文言は削除しません。」と記載した。本件記事は、公然と、原告は異常で大嘘つきであると主張し、原告を侮辱するものである。



まれにみる卑怯者

 記事2については肖像権侵害による慰謝料の支払いを求めているが、訴状提出後、ほかにも肖像権侵害があったことが判明している。その中には第1次裁判で削除を要求し、裁判中に削除したにもかかわらず、その後復活していた写真もあった。「行動する保守」Aが意図的に再掲載したものであることは明らかで、やはりまれにみる卑怯者といわれてもやむを得まい。

 なお、私が「行動する保守」Aを提訴した裁判は、本件の1週間後、6月12日に第1回口頭弁論が開かれることが決まった。特別の事情がなければ、私の訴状も送達されているはずである。

(「第1回口頭弁論後」につづく)
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