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第2次「行動する保守」事件 第4回
聞き間違えた「行動する保守」A

「行動する保守」Aは、千葉に対する「大嘘つき」などという子供じみた悪口にどんな理由があるといっているのか。平成21年7月13日付記事には、千葉が浦安の行政書士を提訴していた裁判の口頭弁論で、平成20年9月1日に発生した洋品店襲撃事件の際に千葉が洋品店で待機していた理由について聞かれたときのこととして次のように述べている。



(ブログにおける記載)

(なぜ洋品店にいたのかと聞かれた)千葉英司氏は立ち上がり話を始めましたが、突然我々傍聴席のほうを見ながら次のように語り始めたのです。

「ここにいた皆が知っている……」

 千葉氏の発言の趣旨は、洋品店にいて訪問者と言い争いになった時のことを指しているのは明らかでした。

 ……千葉氏はあたかもその日、自分と口論した人物が傍聴に来ているという嘘をでっち上げ、裁判官に印象付けようと狙ったのです。



 すなわち「自分は洋品店で千葉とは口論していない。だから千葉を『大嘘つき』と記載したのである」と「行動する保守」Aは主張している。なおそのことについて「行動する保守」Aは、〈近く、正式に千葉英司氏になぜそのようなデタラメを言ったのか。そのことを書面で質問し、単なる勘違いであったとしても謝罪を求めることになりました。〉とまで述べている。

 しかし、「行動する保守」A自身も述べているように千葉がいった「ここ」とはどこのことと解するのが自然だろうか。この発言時に千葉がいた場所も、「行動する保守」Aがいた場所も法廷である。法廷にいる千葉が、洋品店を「ここ」ということはあり得ない。すなわち千葉がいった「ここ」とは当然、「法廷」である。

「ここ」が「法廷」なら、「法廷にいた皆が知っている」ではまったく意味が通じない。つまり千葉が口頭弁論で傍聴席の方を向いていったのは、正確には、

「ここにいる皆が知っている」

 だったのである。千葉によれば、なぜ洋品店にいたのかという質問に対して千葉が「ここにいる皆が知っている」といったのは、平成20年9月1日に西村や桜井誠、右翼Mなど「行動する保守」一行が洋品店に押しかけ、店主を誹謗中傷したあげく、警察官が出動してようやく収束した一連の騒ぎについて傍聴に来た人たちは皆知っている、という趣旨で、「行動する保守」Aのいう「自分と口論した人が傍聴に来ている」などという意味ではない。

「行動する保守」Aは「ここにいた」と過去形に聞き間違え、さらに「ここ」を「洋品店」と二重に誤解した。その結果、「千葉氏の発言の趣旨は、洋品店にいて訪問者と言い争いになった時のことを指している」と勝手にあらぬ方向に曲解してしまったということである。「勘違い」したのは「行動する保守」Aの方だった。「行動する保守」Aはとんだ早とちりから提訴されたということになろうか。

存在しない発言を捏造

 さて平成21年7月13日付記事で「行動する保守」Aは、千葉が「ここにいた皆が知っている……」といったと記載している。ところがなぜか、答弁書では千葉の発言について次のように記載している。



(答弁書における記載)

 原告千葉が、傍聴席にいた被告瀬戸及び訴外黒田の支援者に対し、「あなたたちも(平成20年9月1日に)洋品店へ行って妨害しただろ」と大嘘をついた事実を記載したに過ぎない。傍聴席にいた被告瀬戸及び訴外黒田の支援者並びに訴外黒田は、平成20年9月1日に洋品店へ行っていない。



「行動する保守」Aの平成21年7月13日付記事と答弁書の主張に対して、千葉は第1、第2準備書面で次のように反論している。



(「第1準備書面」「第2準備書面」における千葉の反論)

 原告は、別訴の被告(黒田大輔)から、洋品店で待機した理由を質問されたので、「それはここにいる皆が知っている」と答えたのであって、「あなたたちも洋品店へ行って妨害しただろう」と発言したものではなく、上記被告の主張は事実の歪曲である。(第1準備書面)

 被告は、……本件ウェブサイト平成21年7月13日付……記事の本文で、原告の法廷発言の内容「ここにいる皆が知っている」を「ここにいた皆が知っている」と変更し、そして、答弁書では「あなたたちも(平成20年9月1日に)洋品店へ行って妨害しただろう」と再度、変更した。よって、被告の原告の法廷発言に関する主張は信用できない。(第2準備書面)



「行動する保守」Aが答弁書に記載した「あなたたちも洋品店へ行って妨害しただろ」などという千葉の発言は存在しない。それは「行動する保守」A自身の平成21年7月13日付記事にそんな発言がいっさい記載されていないことからも明らかである。さらに答弁書に〈「あなたたちも(平成20年9月1日に)洋品店へ行って妨害しただろ」と大嘘をついた〉と記載したのでは、ますます「行動する保守」Aのいう千葉の発言が事実無根だったことを裏付ける結果になった。

「行動する保守」Aにも責任

 ところで「行動する保守」Aが千葉の発言を「洋品店で口論した」と曲解したとして、それだけでなぜ「行動する保守」Aはこれほど怒るのだろうか。「行動する保守」Aとしても、街宣参加者が洋品店に押しかけた事件が反社会的行為であると評価されてもやむをえないと考えていたということではないのだろうか。

 そもそも「朝木明代殺害犯を特定していたとする内部告発があった」などという箸にも棒にもかからない与太話を事実であるかのように宣伝し、「行動する保守」一行を東村山デマに引きずり込んだ張本人は「行動する保守」Aである。洋品店襲撃についても、直接的に襲撃を呼びかけた事実はなくても、デマの発信源である東村山市議の矢野穂積と朝木直子をシンポジウムに招き、支援者たちを煽動させた事実は否定できない。また「行動する保守」Aは襲撃事件が起きた街宣活動の主催者の1人でもあり、洋品店襲撃事件について「行っていないから責任はない」とはいえない。

「行動する保守」Aが答弁書で千葉が「あなたたちも洋品店へ行って妨害しただろ」と発言したことにした理由は明確にはわからない。おおかた、聞き間違えた発言をもとに勝手に解釈しているうちに、発言自体が変遷してしまったというところなのではあるまいか。自分自身のブログを確認すればそんな発言がないことは容易に判明するはずだが、「行動する保守」Aはそれすらしなかったのだろう。あるいは答弁書は別の人物が書いているから、「行動する保守」Aの過去の記事については知らなかったということかもしれない。

「行動する保守」Aは彼名義の答弁書で、「原告千葉が、公開の法廷で虚偽発言を先行したのであるから、……陳述書の内容は適切な範囲内にある。」などとし、侮辱には当たらないと主張している。しかし「千葉の虚偽発言」が存在しない事実は「行動する保守」A自身の主張の変遷からも明らかであり、「行動する保守」Aの主張は前提を欠くものということになる。

 なお答弁書で「行動する保守」Aは、自分だけでなくことさら訴外黒田も洋品店に行っていないことを強調しているような気がしてならない。ほかにも答弁書には頻繁に「訴外黒田」の名前が登場する。「行動する保守」Aの裁判の書面でなぜこれほど「訴外黒田」に触れるのか、私はやや違和感を覚えた。

(つづく)
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