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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

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第2次「行動する保守」事件 第6回
いまだ「襲撃事件」を正当化

 本件で千葉が「大嘘つき」とする記載のほかに問題としているのは、「行動する保守」Aの平成21年9月2日付ブログ〈告知と活動報告 創価学会本体との裁判を前にして〉と題する記事に千葉の写真が掲載されていることである(肖像権侵害)。平成21年9月1日、「行動する保守」Aらは「朝木明代謀殺事件の真相徹底究明」と称する2回目の東村山駅前街宣を行った。その際のことについて「行動する保守」Aは次のように記載している。



〈(千葉は)我々の仲間に姿を見られるとコソコソと逃げるように立ち去り、我々が演説を始めると今度は故朝木市議に万引きされたという洋品店の前に立っていました。まるで用心棒を引き受けているようです。14年前に現職の警察官として関わった事件に、執拗に粘着する有り様はとても尋常ではありません。〉

〈(去年は)正義の人と紹介されていましたが、この人の行為が正義感とは無縁なものであったかは、その後の経緯で次々に明らかになりました。〉



 その1年前の平成20年9月1日、「行動する保守」Aは東村山に乗り込んで第1回目の街宣活動を行ったが、街宣活動が一段落して休憩に入った直後、「行動する保守」一行の一部が大挙して万引き被害者の店に押しかけた。ビデオカメラを構える者、ヘルメットをかぶり旭日旗を携えた者、万引き犯朝木明代の顔写真に「真相究明を!」などと記載したプラカードを掲げた者など、その数はざっと10名を超えていた。

 幅2メートル弱の歩道に面した洋品店の幅はざっと10メートル弱。その狭い範囲に集結した「行動する保守」一行が集まったのである。平穏を破る異様な光景に、隣接する不動産業者の社員も何が起きたのかと驚いたのは当然だった。

「行動する保守」らは洋品店襲撃事件をいまだに「表敬訪問」などと強弁している。しかしこれはどうみてもまともな訪問でさえない上に、万引き犯明代の写真を掲げて行くことは、矢野と明代が行ったお礼参りに等しい。集団は店の前でハンドマイクなどを使って「万引きのでっち上げを許さないぞー」「洋品店(=実名)の万引きでっち上げを許さないぞー」「万引きでっち上げの店○○(=実名)を許さないぞー」などと、洋品店が明代の万引き事件をでっち上げたとする誹謗中傷を繰り返した。

 矢野のデマに踊らされた連中がさらに街宣で気持ちを高ぶらせ、洋品店に押しかける可能性があるとみて千葉は店内で待機していた。「行動する保守」一行がやってきたことに気がついた千葉は店先で「行動する保守」らに対峙し、右翼Mの店内への侵入を阻止するなど、「行動する保守」一行の暴走を食い止めた。何の罪もない市民が、わけのわからない右翼どもから犯罪者呼ばわりされ、店にまで押しかけられるいわれはない。

繰り返された嫌がらせ

 明代が万引き容疑で被害届を提出されて以降、矢野と明代は再三にわたって万引き被害者を脅し、嫌がらせを繰り返した。彼らの年配の支持者が店をうかがっていることもあった。矢野らしき人物による執拗な脅しの電話や若い女の声で「やり方が汚いわよ」などと女性店主をなじる電話をはじめ、数えきれないほどの無言電話もかかった。

 たんに被害を申告しただけの市民がここまで理不尽な目に遭わされていいわけがない。だから千葉は、街宣の途中に右翼が押しかける可能性が十分にあるとみて万全の態勢を取ったのである。その千葉が、「行動する保守」Aが翌年にも東村山駅前街宣を行うと知って、再び洋品店の警戒に出向いたのは当然である。

 最初の襲撃事件の際、110番で駆けつけた警察官が右翼らを解散させ、誹謗中傷された以外に洋品店に実害はなかった。しかし、「行動する保守」一行が大挙して押しかけた事実は店主を怒らせただけでなく、「行動する保守」に対する警戒心を植え付けた。その後、店主は「行動する保守」一行が東村山に来ることを知ると、そのたびに閉店を余儀なくされたのである。万引き被害者が閉店を決断するまでにどれほどの心労や葛藤があったか。保身にのみ汲々とする「行動する保守」Aには想像もできまい。

 それどころか被害者を守ろうとする千葉の行為を〈執拗に粘着する有り様はとても尋常ではありません。〉としか考えられないとは、あまりにも器が小さかろう。支援者を東村山デマに引きずり込んだ「内部告発」の真相も説明できない「行動する保守」Aにはとうてい理解の及ぶところではないのかもしれない。

「行動する保守」Aは洋品店襲撃事件を正当化し、千葉が洋品店を守ろうとしていることが「異常」だと主張している。しかし2回目の東村山駅前街宣の際、「行動する保守」Aは右翼Mが1人で洋品店に向かったのを知っていながら、自分は直接千葉と対決することはしなかった。

「行動する保守」Aは最初の襲撃の際に警察官が来たこと、その直後の「追悼集会」の際にも公安が警戒に当たっていたことも知っている。だから「行動する保守」Aは保身を優先して洋品店には近づかなかったということではあるまいか。「行動する保守」Aには洋品店を追及する正当な根拠など持ち合わせてはいないのである。

 千葉は訴状で「行動する保守」Aの平成21年9月2日付ブログの記載を「誹謗中傷」であるとして次のように主張している。



(訴状における「肖像権侵害」に関する千葉の主張)

(本件写真と記事を)一体的に掲載したことにより、悪性を印象付けている。よって、撮影・掲載の態様とその目的からして、本件写真の掲載には公共性・公益性はなく、また、社会的必要性もなく原告の人格的利益を侵害するものである。



「行動する保守」Aは平成20年9月6日付ブログ〈朝木事件ウオッチャー・ブログの正体(4)〉でも本件記事と同様の記事と千葉の写真を掲載していた。しかし同記事が提訴された第1次裁判では提訴後に自発的に写真を削除している(当然だが、現在も写真は削除されたまま)。ところが今回の「行動する保守」Aの対応は、不思議なことに、前回とはだいぶ異なっていた。重鎮として、よほどプライドが許さなかったのだろうか。

(つづく)
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