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第2次「行動する保守」事件 第10回
著しく論理性を欠いた主張

 では、第1次裁判で削除請求され、自発的に削除したにもかかわらず和解成立後に再び掲示した不法行為4(本連載第9回)について「行動する保守」Aはどんな主張をしているのか。



(不法行為4に対する「行動する保守」Aの主張)

 別件訴訟1(筆者注=第1次裁判)の口頭弁論前に、(「行動する保守」A)が、平成21年7月13日付ブログに掲載した本件写真1を削除した事実は認める。但し、平成23年4月20日成立の和解において、(「行動する保守」A)は原告千葉に遺憾の意を表したに過ぎず、謝罪はしていない。

 なお、(「行動する保守」A)の代理人弁護士中島敬行が、(「行動する保守」A)の依頼に反して和解を強行したのだが、後に、代理人中島から和解が成立したとの報告を受けたので、(「行動する保守」A)は、和解についてやむなく従ったに過ぎない。また、代理人中島は、(「行動する保守」A)が別件裁判1の弁論用に交付していた重要な証拠を提出していなかったことも判明した。



「行動する保守」Aは「遺憾の意は表したが謝罪はしていない」から写真を原状に復したといっているのか、代理人が「行動する保守」Aの意に反して「和解を強行した」から写真を原状に復したといっているか、はたまた代理人が「重要な証拠を提出していなかったことも判明した」から写真を原状に復したといっているのか、よくわからない。

「遺憾の意は表したが謝罪はしていない」と主張するのはまだよいとしても、そもそも本件写真1が削除されたという事実が和解の前提となっているのであって、「謝罪」したかどうかは削除義務とは無関係である。「行動する保守」Aはそのことが理解できないのだろうか。

 また代理人が「行動する保守」Aの意に反して「和解を強行した」としても、「行動する保守」Aは「和解についてやむなく従った」と記載している。やむなくだろうと喜んでだろうと、社会のルール維持において重要なのは「従った」事実である。「行動する保守」Aほどの経験を積んだ人物がなぜこんな未熟な主張をするのか、理解しがたい。

 不法行為4に対するここまでの「行動する保守」Aの主張をみても、和解前に削除し、それが和解の前提だったにもかかわらず、和解成立後に再び掲載した理由は明確ではない。しかしこれまでの主張を総合すると、「行動する保守」Aは不法行為4の写真を再度掲載したことは不当ではないと主張しているようである。

 その上で「行動する保守」Aは、不法行為4に関する千葉の主張は〈……別件訴訟1の和解成立前に「行動する保守」Aがブログ上で掲載した写真に関するものであり、和解成立によって蒸し返すことができない事実に関する二重提訴であって認められない。〉と主張している。ただ、和解したからといってその後に発生した不法行為について提訴できないという規定はない。

 第1次裁判で提訴されたあと不法行為4の写真をいったん削除した事実は「行動する保守」A自身が認めており、1本の記事として重要な変更がなされていることは事実である。さらに再び写真が掲載されたとなれば、記事は別のものになったとみなされる可能性もないとはいえまい。そのあたりの裁判所の判断も注目されるのではあるまいか。

別の写真にもややこしい履歴

 平成21年6月7日付ブログに掲載された写真をめぐる不法行為5と平成20年11月11日付ブログに掲載された写真をめぐる不法行為6についての「行動する保守」Aの主張は同じである。「行動する保守」Aは次のように主張している。



「本件写真1」の撮影に(「行動する保守」A)は関わっていない。不法行為5の主張は、「別件訴訟1」の和解成立前に(「行動する保守」A)がブログ上で掲載した写真に関するものであり、和解成立によって蒸し返すことができない事実に関する二重提訴であって認められない。(筆者注=不法行為6については「本件写真1」を「本件写真2」に、「不法行為5」を「不法行為6」と入れ換えていただきたい)



 写真を掲載したブログを管理者が「行動する保守」Aで、「行動する保守」Aの責任で掲載した以上、その責任の所在と「行動する保守」Aが写真の撮影に関わっていたかどうかは無関係である。また不法行為5および不法行為6の写真が最初に掲載されたのが和解成立前だったとしても、和解成立後の時点で不法行為が行われていた場合には、最初の掲載日時に関係なく不法行為が成立するというのが判例で、二重提訴であるとする「行動する保守」Aの主張が認容されるのは難しいのではないかと私はみている。

 さらに私はまったく知らなかったが、不法行為5と不法行為6の写真にもまたややこしい履歴があった。この写真もまた第1次訴訟の第1回口頭弁論前に「行動する保守」Aが自発的に削除していたが、不法行為3の場合と同じ理由(「千葉と実質的に一心同体である訴外宇留嶋が一方的な印象操作及び「行動する保守」Aらに対する誹謗中傷といった先行行為を行ったため」=本連載第9回参照)によって再び掲載されたのだという。

 千葉から提訴された「行動する保守」Aがまたもや千葉のあずかり知らぬところで疑心暗鬼を生じ、さまざまに策を講じていたことがうかがえる。その程度のものなら、削除したままにしておけばよかったのではないかと思うが、それができないのが「行動する保守」Aの器だろうか。 

 なお第2回口頭弁論後、不法行為4、5の写真もブログから消えているようである。いうまでもなく、点いたり消えたりしているこれらの写真の履歴からすれば、この状態が続くとみるのは楽観的過ぎよう。

 余談だが、「行動する保守」Aが平成24年7月8日付で提出した第2準備書面にも手書きの文字があった。それもまた、私が浦安の行政書士を提訴した際に見た筆跡に酷似していた。

(つづく)
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