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第2次「行動する保守」事件 第16回
すんなり和解に応じた重鎮

 警視庁東村山警察署副署長だった千葉英司が肖像権を侵害されたなどとして「行動する保守」の重鎮、「行動する保守」Aを提訴していた裁判は平成24年9月14日、第3回口頭弁論が開かれ、和解が成立した。なおこの日、被告側の傍聴人は弟子が1人のみだったが、それでも重鎮らしく3名の公安を引き連れていた。

 さて、まだ和解調書は作成されていないが、9月14日に千葉と「行動する保守」Aが同席して合意した和解内容は以下のとおりである。



(和解内容)

 被告は、〈故朝木明代東村山市議殺害事件 16年目の命日を迎えて〉と題する平成23年9月1日付ブログの、

〈この事件を当時東村山警察署の副署長として捜査に当たった千葉英司氏は、現在も朝木明代市議の仲間であった矢野穂積市議や娘さんの朝木直子市議を相手に民事で訴えています。

 何回目の訴訟提起なのか、私は詳しくは聞いていませんが、もう10回近くに及ぶのではないでしょうか? 当時捜査に当たった人物が、その後もこのように執拗にこの事件に関わっている異常性を私は不気味に感じるし、それ故にこの問題から離れる訳にはいきません。〉(冒頭に近い部分)

  との部分及び、同ブログに転載した「陳述書」の「4」のうち

〈「大嘘つきの千葉英司元副署長」「大嘘つきの千葉英司元副署長に抗議」「千葉の虚偽発言」との文言及び原告の写真を削除せよ。 について。

 この大嘘つきという文言は削除しません。〉(「4」の冒頭部分)
 
  との部分、並びに平成20年11月11日付ブログに掲載した原告の写真を平成24年9月18日限り、削除する。

 被告は原告に対し、解決金として平成24年10月15日限り、金10万円を支払う。

 同日までに支払いが完了しなかった場合、被告は原告に対し、年5分の割合による遅延損害金を支払う。

 原告は、被告に対するその余の請求を放棄する。

 原告及び被告は、原告と被告との間には、この和解条項に定めるもののほかに何らの債権債務がないことを相互に確認する。



 なお、「行動する保守」Aが削除することを約束した箇所はいずれも千葉が訴状で不法行為として問題としていた部分である。

写真を残したかった重鎮

 和解協議は最初に千葉が呼ばれ、次に「行動する保守」A、さらに原告、被告という順番で個々に2度ずつ裁判官と協議を重ねた上、最後に原告・被告が同席して上記の内容について双方の同意に至った。提訴の段階で千葉は記事、写真の削除は求めていなかったが、和解協議の過程で削除を求めた。

 記事および写真削除の要求に「行動する保守」Aが応じたため、千葉はさらに記事のどの部分を削除するつもりであるかを「行動する保守」Aに聞いた。すると「行動する保守」Aは上記の箇所を削除すると回答し、千葉はこれに同意した。「行動する保守」Aが示した削除箇所は、千葉が削除を求めようと考えていた範囲を超えるものだった。

 解決金の支払いについても、「行動する保守」Aは素直に同意したという。しかし、「朝木明代は謀殺された」と考えていることについては、頑としてその思い込みを捨てようとはしなかったようである。

 7月に行った東村山における街宣では矢野と朝木の協力を得られなかったように見えるが、「行動する保守」Aは矢野のデマについてはこの期に及んでなお信用しているとはかなり奇特というべきだろう。「行動する保守」一行を東村山デマに引きずり込み、洋品店襲撃事件の間接的なきっかけを作った最大の責任者として、どうしても非を認めることができないのだろうか。いずれにしても、これが「行動する保守」Aの器なのだろう。

「行動する保守」Aにときおり感じられる虚栄ぶりということでは、千葉の写真についても同様の性向が顕著にうかがえた。「行動する保守」Aが掲載した千葉の写真については上記和解条項1の写真だけが削除されずに残っていた。他の写真はすみやかに削除したのに、なぜこの写真だけは残っていたのか。たんなる削除漏れだろうか。千葉が「行動する保守」Aに確認すると、「行動する保守」Aとこう答えたという。

「1枚だけは残しておきたかった」

「行動する保守」Aの中では、1度は掲載した千葉の写真を、それも千葉の要求によってすべて削除させられるのは我慢ならなかったようである。それにしても、「行動する保守」の重鎮らしからぬ幼稚かつきわめて未練がましい発想ではあるまいか。

 千葉が平成22年に「行動する保守」Aを提訴した第1次裁判も同じく和解で終結し、「行動する保守」Aは千葉に対して10万円を支払った。今回の和解内容も、誰が見ても「行動する保守」Aの「実質勝訴」などとはとうていごまかしようのない内容である。

 この裁判で「行動する保守」Aは第1次裁判について、弁護士が「行動する保守」Aの意思に反し独断で和解に応じたなどと、自分が選任した弁護士を非難するというまれにみる卑怯者ぶりを晒した。しかし今回の和解ばかりは自分の判断だから、さすがの重鎮も、もう誰のせいにもできないのではあるまいか。

(つづく)
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