ブログマガジン エアフォース
ブログで興味深い記事を公開していきます。
著書紹介

民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

『民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒』(ユニコン企画発行、長崎出版発売、1200円+税)

現在の“東村山の闇”の原点である議席譲渡事件と女性市議転落死事故についてのルポルタージュ。今は絶版となっていて書店では買えないが、手元に在庫があるので、希望の方はこちらにメールしてください。書籍代+送料でお分けいたします。

最近の記事

カテゴリ

プロフィール

プールマン

Author:プールマン

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

QRコード

QR

FC2カウンター

第2次「行動する保守」事件 第19回
「街宣終了後」から「街宣中」に変遷

「行動する保守」Aは私に対して「離れろ!」といったのがいつかについて、平成24年9月11日付第2準備書面で主張を行うとともに、証拠として平成20年9月1日に行われた東村山駅前街宣の際に撮影された2枚のDVDとそれぞれの反訳を提出した。DVDは東村山市議、朝木直子の演説のもようと、その後に朝木明代の自殺現場ビル前で行われた献花に向かう途中の映像が記録されていた。第2準備書面で「行動する保守」Aはまず次のように述べている。



(「離れろ!」に関する「行動する保守」Aの2回目の主張)

 本件街宣動画1にあるとおり、原告宇留嶋は、本件街宣の終了前の午後5時10分頃、弁士の朝木直子東村山市議から「いつも嫌がらせをしているライター」と言われ、複数の参加者から「ウルシマ出てこい」、「創価学会の手先」等といわれている。原告宇留嶋が、参加者全体から撮影拒否を受けているのは明らかである。(主張1=筆者)

 本件街宣動画2にあるとおり、原告宇留嶋は、本件街宣から引き続いた故朝木明代東村山市議の追悼集会において、既に本件街宣中に原告宇留嶋の無断撮影に抗議していた訴外黒田及び訴外○○(群馬の参加者=以下、「訴外群馬」と記載)から再び抗議を受けた。(主張2=筆者)午後5時37分頃のやりとりは以下のとおり。

黒田  何かご発言があればどうぞ。

宇留嶋  ……。

訴外群馬  あれ? 取材しなかったでしょうね? 取材拒否って言ったんですから。

 訴外群馬は、本件街宣中に原告宇留嶋へ取材拒否を明言していた。

黒田  あれ~、創価のライターさん、何か反論があればどうぞ。

 訴外黒田は、本件街宣中に原告宇留嶋が無断撮影を続ける場合は、逆に、原告宇留嶋を撮影してそれを公開すると予告していた。(主張3=筆者)



 ここまでの「行動する保守」Aの主張をみると、まず上記「主張1」は街宣中に参加者から私に対して「ウルシマ出てこい」、「創価学会の手先」などの声が上がったことをもって「撮影拒否」されたと主張している。参加者から挑発的な発言があったのは事実である。しかし参加者の「ウルシマ出てこい」、「創価学会の手先」は挑発あるいは誹謗中傷ではあっても「撮影拒否の意思表示」と受け取ることはできない。

 また私は街宣する側(主催者などの発言者)を撮影していたにすぎない。街宣をしようする者が取材され、撮影されることは当然のことと覚悟すべきであり、また批判にさらされることも甘受しなければなるまい。

「主張2」になると、時系列に矛盾が見られる。「主張2」において「行動する保守」Aは、訴外黒田らが〈既に本件街宣中に原告宇留嶋の無断撮影に抗議していた〉と記載し、「主張3」において訴外黒田が〈本件街宣中に原告宇留嶋が無断撮影を続ける場合は、逆に、原告宇留嶋を撮影してそれを公開すると予告していた。〉と記載している。

 訴外黒田らによる私に対する撮影拒否の意思表示とは、答弁書における〈原告宇留嶋は、訴外黒田といった複数の参加者から、氏名を名乗らないのであれば取材は拒否するという抗議及び意思表示を直接受けた〉とする記載に該当する。これに時間的に連続して上記第2準備書面に記載している「何かご発言があればどうぞ」以下のやり取りがあったのである。

 平成24年5月25日付答弁書において「行動する保守」Aは、〈氏名を名乗らないのであれば取材は拒否するという抗議及び意思表示を直接受けた〉にもかかわらず私が撮影を続けたので、〈原告宇留嶋を一部の参加者から引き離すため、原告宇留嶋に「離れろ!」と言ったのである。〉と明言している。「行動する保守」Aが私に「離れろ!」といったと主張しているのは、答弁書では明らかに、訴外黒田らによって〈氏名を名乗らないのであれば取材は拒否するという抗議及び意思表示を直接受けた〉あとである。

行政書士の記載との間に食い違い

 では訴外黒田らによる〈氏名を名乗らないのであれば取材は拒否するという抗議〉等は本当に本件街宣中に行われたものだったのか。浦安の行政書士は私に話しかけた状況について別件で提出した陳述書で次のように記載している。



(宇留嶋に話しかけた際の状況に関する行政書士の記載)

 参加者らが、黙祷を捧げるために駅前ロータリーから……現場ビルに向かいはじめたとき、後方でつきまとっていた不審者の一人(後に宇留嶋と判明)に対して、敢えて私から、以下の通り話しかけました。



 また訴外群馬も別件に提出した陳述書において、行政書士らが私に話しかけた時間帯について述べている。



(宇留嶋に話しかけた際の状況に関する訴外群馬の記載)

 演説も終わり、朝木明代元市議が突き落とされた現場へ向かう前に、黒田氏が宇留嶋氏に何か写真を撮らないよう話していました。私も彼に近づいていって「撮らないでくれ」と言いました。

 更に現場へ移動中にも、私は改めて宇留嶋氏に撮影拒否を伝えました。



 訴外群馬が引用部分の冒頭で、明確に「演説も終わり」と記載していることがわかる。行政書士が記載している〈参加者らが、黙祷を捧げるために駅前ロータリーから……現場ビルに向かいはじめたとき〉と一致する。行政書士らが私に対して撮影拒否の意思表示をしたのは街宣終了後である(行政書士の主張内容は別にして、彼らの発言内容や時系列は私の記憶とも合致している)。

 すると訴外黒田の記載によれば、「行動する保守」Aが第2準備書面で記載する、訴外黒田らが〈既に本件街宣中に原告宇留嶋の無断撮影に抗議していた〉とする主張は虚偽であるということになる。本件書面の作成には訴外黒田が関与している形跡がうかがえるが、訴外黒田らが私に「抗議」した時間帯について訴外黒田は「行動する保守」Aに何もアドバイスしなかったのだろうか。

 行政書士らによる「抗議」が「街宣終了後」だったことは、彼ら自身の書面から明らかである。にもかかわらず、「行動する保守」Aはなぜそれが「街宣中」だったことにしたのだろうか。

(つづく)
関連記事

TOP