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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

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第2次「行動する保守」事件 第21回
むしろ寛容な重鎮

「行動する保守」Aが平成24年9月11日付で提出した第2準備書面では、浦安の行政書士と訴外群馬が私に対して撮影等を拒否する意思表示をした場面を映像を元に再現したあと、「行動する保守」A自身の発言を記載している。「行動する保守」Aは行政書士らの発言のあと、1人の女性参加者(最近東村山街宣に参加した女傑の声に似ている)の発言をはさんで、やや遠くの方から次のように発言している。

「行動する保守」A  あんまり相手にしないで。

「行動する保守」Aが証拠として提出したDVDには、確かに行政書士らの発言だけでなく「行動する保守」Aの上記発言も記録されていた。答弁書の記載(本連載第18回の「記載2」参照)からすればこの「行動する保守」Aの発言は「離れろ!」であるはずである。また「行動する保守」Aは前回の口頭弁論であたかもDVDに発言の場面が記録されているかのように発言していた。しかし、DVDに記録されていた「行動する保守」Aの発言は行政書士らに向けられたものであるだけでなく、むしろ私の取材活動を容認するものである。

 この「行動する保守」Aの発言は当初の〈いくら相手が創価学会と関係のあるライターであっても、我々はこれまで一度たりとも罵声を浴びせたり、追い立てたりしたことはありませんでした〉とするブログの記載とも一致する。あるいは「行動する保守」Aは、このときのやりとりを記憶していたのかもしれない。

2度主張した内容を自ら撤回

 ところが第2準備書面における「行動する保守」Aの主張はそんな私の推測を否定していた。第2準備書面で「行動する保守」Aは私に対して〈あんまり相手にしないで〉と発言した事情について次のように主張している。

〈被告「行動する保守」Aは、本件街宣中に、参加者の無断撮影を続ける原告宇留嶋に対し、「離れろ!」と警告した。しかし、原告宇留嶋は構わず無断撮影を続けていたため、本件街宣から引き続いた追悼集会でトラブルが生じないよう、相手にしないよう参加者へ注意を促した。〉

 行政書士が別件で提出した陳述書によれば、行政書士らが私に対して「あなたが撮るならこちらも撮るよ」などといって取材拒否の意思表示をしたのは街宣が終了し、自殺現場に献花に向かう途中のことである。「行動する保守」Aは答弁書で、〈(それでも宇留嶋が撮影をやめないため)執拗に付きまとっていた原告宇留嶋を一部の参加者から引き離すため、原告宇留嶋に「離れろ!」と言ったのである。〉と主張している。すなわち「行動する保守」Aが私に対して「離れろ!」といったのは「街宣終了後」だったと主張していた。

 ところが第2準備書面では、「離れろ!」といったのは「街宣中」ということになっていた。しかもその時間帯は明示していない。さらに第2準備書面では、「離れろ!」といった時間帯に答弁書とは大きく矛盾する主張がなされていた。「行動する保守」Aの主張は以下のとおりだった。



(第2準備書面における「離れろ!」といった時間帯)

 本件街宣の複数の参加者が、原告宇留嶋に対し、黙示的又は明示的に撮影拒否・取材拒否をしていたのは明らかである。それは、原告宇留嶋の執拗な無断撮影が、複数の参加者にとって不快であることを察知した被告「行動する保守」Aが、(行政書士らの「抗議」に)先立ち、原告宇留嶋へ「離れろ!」と警告した結果である。

 つまり、被告「行動する保守」Aが原告宇留嶋に対し、「離れろ!」と警告したのを見ていた参加者の一部が、自ら原告宇留嶋へ撮影拒否又は取材拒否の意思表示をしたのである。もちろん、被告「行動する保守」Aの警告前に撮影拒否又は取材拒否をした参加者もいた。



 答弁書では私に「抗議」した参加者として登場したのは「訴外黒田」と「訴外群馬」だけだった。その時間帯も街宣終了後であることは明らかだった。ところが第2準備書面では確認不能の「複数の参加者」が登場してきた上、その時間帯も「街宣中」と曖昧になっていることがわかる。確かな根拠のない者が、具体的な反論の前に具体的な主張を失っていく典型的な様子ではあるまいか。

よく似た先例

 その上「行動する保守」Aは私に対して「離れろ!」といった時間帯について、行政書士らが私に対して「抗議」をするより前であると、答弁書からみごとに180度主張を変遷させてきたのである。平成21年3月13日付ブログでも答弁書でも、「行動する保守」Aは私に「離れろ!」といったのは行政書士らが私に「抗議」した「あと」であると明確に記載している。2度も「あと」であるといったものを、私に反論されたとたんに撤回し、「いや、やっぱり前だった」と3度目に前言を翻したのでは、社会では普通は信用されない。重鎮ほどの社会経験を持つ人物なら、それぐらいのことがわからないことはあるまい。

 朝木明代は万引き事件の取り調べの際、「レギュラーランチを食べていたからアリバイがある」と2度主張した。ところが東村山署が、明代が証拠として提出したレシートが他人のものであることを指摘すると、明代は「今日の調書はなかったことにしてください」と過去2度にわたって主張したアリバイを撤回した。「行動する保守」Aが3回目に過去2回の主張を撤回したこととよく似ていよう。彼らの主張が変遷した原因として共通しているのは、いずれも彼らが主張する事実が存在しない(嘘)ということである。捏造に抵抗を感じない者が、嘘に嘘を重ねた末に自殺した市会議員を擁護するとは、やはり類は友を呼ぶということだろうか。

 なお、千葉との裁判で和解した「行動する保守」Aは、自ら削除を申し出た箇所(記事及び写真=本連載第20回参照)について9月18日限り削除すると約束したにもかかわらず、いまだ完全に履行していない。この重鎮は、和解がどういうものか理解していないのだろうか。

(つづく)
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