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第2次「行動する保守」事件 第23回
往生際の悪い重鎮

「行動する保守」Aが平成23年9月1日付ブログ〈故朝木明代東村山市議殺害事件 16年目の命日を迎えて〉に記載した内容などをめぐり、東村山警察署元副署長千葉英司が提訴していた裁判は平成24年9月14日、和解が成立した。その内容は、被告の「行動する保守」Aは原告に対し、6件の記事および写真を同年9月18日限り削除するとともに、同年10月15日限り解決金として10万円を支払う――というものだった。和解調書は同年9月25日、当事者に送達された。

 ところがその時点で、「行動する保守」Aが削除義務を認めていた6件の記事および写真のうち、1件の記事については削除義務が履行されていなかった。削除義務が履行されていない箇所とは平成23年9月1日付ブログの次の箇所である。

〈「大嘘つきの千葉英司元副署長」「大嘘つきの千葉英司元副署長に抗議」「千葉の虚偽発言」との文言及び原告の写真を削除せよ――について

 この大嘘つきという文言は削除しません。〉

 この箇所について「行動する保守」Aは、

〈「○○つきの千葉英司元副署長」「○○つきの千葉英司元副署長に抗議」「千葉の虚偽発言」との文言及び原告の写真を削除せよ――について

 この○○つきという文言は削除しません。〉

 と「大嘘」との文言について「○○」と伏せ字にしたのみだった。「千葉の虚偽発言」との文言はそのまま残っており、この部分が千葉を誹謗中傷するものであることになんら変わりはない状態だった。なによりこの削除箇所については、和解協議の席で千葉が「行動する保守」Aに「どこを削除するのか」と聞いたのに対して「行動する保守」A自身が自発的に削除を申し出たという経緯があった。

 にもかかわらず「行動する保守」Aは、自分の記事に根拠はなくてもプライドだけはあったのかと思わせる対応でごまかそうとしたのである。とうてい社会経験を積んだ重鎮とも思えない往生際の悪さだった。「行動する保守」Aはこの箇所について、一部を伏せ字にすれば許されると考えていたのだろうか。

賢明な対応

 千葉は「行動する保守」Aが和解条項を履行しないことについて、他の部分はすべて履行したからこの部分については目をつぶるかなどと考えていたわけではなかった。「行動する保守」Aがこのまま履行しなければ、相応の手段をとるつもりだった。

 こうして迎えた解決金の支払い期限である10月15日にはまだ振込がなかったものの、16日ころには千葉の口座に「行動する保守」Aから10万円が振り込まれているのが確認された。また同日ころ、削除を約束しながら最後まで抵抗を続けていた箇所についても完全に削除されたことが確認できた。当該部分を削除すると文章全体が成立しなくなることだけはわかったのか、「行動する保守」Aは和解条項以上の範囲をそっくり削除した。これは国会記者倶楽部に所属するジャーナリストでもあるという重鎮らしい賢明な判断であると評価すべきだろう。

 ただ惜しむらくはやはり、最初から伏せ字にしてごまかすなどという中途半端なことをせず、すっぱり削除しておけば、自らの器量を露顕させることもなかったのではあるまいか。「行動する保守」Aは10月になってすべてを削除したことで、浅慮にも当初の対応がその場しのぎのものだったことを自ら証明してしまったということになろうか。

プライドを示した重鎮

 千葉が「行動する保守」Aを提訴した2回目の裁判はこうしてようやく終結をみた。1次裁判と合わせて、いずれも千葉の全面勝訴といえる内容である。「行動する保守」Aは「朝木明代は謀殺された」とする主張についてなんらの立証もできなかったのみならず、「行動する保守」Aが「真相究明活動」に乗り出すきっかけとなったはずの「内部告発」が伝聞の伝聞の、みごとな与太話だったことを自白した。なによりその点において「行動する保守」Aは敗北したのである。

 ところが「行動する保守」Aは自分が立証できなかったことをどう認識しているのか(あるいは現実認識の基準が普通とは異なるのか)、全面敗訴の内容の和解が成立してもなお「朝木明代殺害説」に固執していたという。和解協議終了後、千葉は裁判官の許可を得て、裁判官の前で「行動する保守」Aに対して2点の質問をした。1点目の千葉の質問と「行動する保守」Aの回答は以下のとおりである(趣旨)。



千葉  あなたもジャーナリストなら、事実に基づいた記事を書いたらどうだ。特に東村山事件の記事はすべて事実に反している。

「行動する保守」A  いや、そんなことはない。すべて事実だ。



 朝木事件に関する主張がすべて事実というのなら、「行動する保守」Aは当然、今後も「真相究明活動」を継続していくつもりなのだろう。ただ平成24年7月24日に「行動する保守」Aとその弟子らが東村山市内で街宣を行った際、情報発信源である東村山市議の矢野穂積も朝木直子もいっさい顔を出さなかった。どうやら「行動する保守」Aははしごを外されたもののようにみえた。

 いずれにしても「行動する保守」Aは、プライドを持っているのはいいが、朝木事件に関してこれまで書いてきたことが「すべて事実だ」というのなら「伝聞の伝聞」や憶測ではない客観的証拠を示していく必要があろう。もちろんその中には「内部告発」も含まれることを忘れるべきではない。

(つづく)
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