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第2次「行動する保守」事件 第27回
反訳に「行動する保守」Aが初めて登場

 答弁書に対して私が反論すると「行動する保守」Aは、今度は次のように主張した。



④第2準備書面における「行動する保守」Aの主張(=以下、「主張4」という)

〈原告宇留嶋は、本件街宣から引き続いた故朝木明代東村山市議の追悼集会において、既に本件街宣中に原告宇留嶋の無断撮影に抗議していた訴外行政書士及び訴外群馬から再び抗議を受けた。午後5時37分のやりとりは以下のとおり。

行政書士  何かご発言があればどうぞ。

訴外群馬  あれ? 取材しなかったでしょうね? 取材拒否って言ったんですから。

 訴外群馬は、本件街宣中に原告宇留嶋へ取材拒否を明言していた。

行政書士  あれ~、創価のライターさん、何か反論があればどうぞ。

 行政書士は、本件街宣中に原告宇留嶋が無断撮影を続ける場合は、逆に、原告宇留嶋を撮影してそれを公開すると予告していた。

訴外群馬  だけど、電池がもったいないんだよな、電池が。俺、電池がもったいないから止すから。

 訴外群馬は、行政書士と同様に、原告宇留嶋への撮影を予告していたが、原告宇留嶋は撮影する価値がないとして取りやめた。

「行動する保守」A  あんまり相手にしないで。

「行動する保守」Aは、本件街宣中に、参加者の無断撮影を続ける原告宇留嶋に対し、「離れろ!」と警告した。しかし、原告宇留嶋は構わず無断撮影を続けていたため、本件街宣から引き続いた追悼集会でトラブルが生じないよう、相手にしないよう参加者へ注意を促した。〉

〈ア・イ(筆者注=「行動する保守」Aが証拠提出した「朝木直子の演説風景」と上記行政書士や「行動する保守」Aらの発言を含む動画に基づく「行動する保守」Aなりの主張)のとおり、本件街宣の複数の参加者が、原告宇留嶋に対し、黙示的又は明示的に撮影拒否・取材拒否をしていたのは明らかである。それは、原告宇留嶋の執拗な無断撮影が、複数の参加者にとって不快であることを察知した「行動する保守」Aが、乙5及び6(筆者注=「朝木直子の演説風景」と上記行政書士や「行動する保守」Aらの発言を含む動画)に先立ち、原告宇留嶋へ「離れろ!」と警告した結果である。

 つまり、「行動する保守」Aが原告宇留嶋に対し、「離れろ!」と警告したのを見ていた参加者の一部が、自ら原告宇留嶋へ撮影拒否又は取材拒否の意思表示をしたのである。もちろん、「行動する保守」Aの警告前に撮影拒否又は取材拒否をした参加者もいた。〉



 今回初めて「行動する保守」Aの生発言が登場した。しかしそれは私に対して「離れろ!」と警告したものではない。したがって、この反訳は「離れろ!」とする発言があったことを直接的に証明しようとするものではないようだった。

 なおこの反訳の正確性については私も動画を見て確認した。「行動する保守」Aの声はやや遠くから聞こえるものの、発言内容はこのとおりだった。
 
180度変遷した主張

 これら「行動する保守」Aの主張に対して私は次のように反論した。



(「主張4」を含む「行動する保守」Aの主張に対する反論)

 被告は「主張4」において、原告に対して「離れろ!」と警告したとする時間帯については曖昧にしているものの、〈乙5及び6に先立つ〉ものであると明言している。行政書士による反訳によれば、「乙5」とは「午後5時10分頃」のことであり、被告は原告に対して「離れろ!」と警告したのは「乙5」より前の時間帯であると主張していることになる。「乙5」の状況が訴外朝木による街宣中のものであることは明らかであり、「乙6」を含む行政書士らが原告に対して取材拒否の意思表示を行ったのが訴外朝木の街宣終了後であることも明らかである。

 被告は「主張2」及び「主張3」において、いずれも被告が原告に対して「離れろ!」と警告したのは「乙6」を含む行政書士らが原告に対して取材拒否の意思表示を行った後であると主張してきた。ところが「主張4」において被告は、原告に対して「離れろ!」と警告した結果、行政書士らが原告に対して取材拒否の意思表示を行ったものであると、それまでの主張を180度変遷させた。



⑤裁判官に対する被告の答弁

 平成24年9月11日、裁判官の質問に対して被告は、〈原告に対して「離れろ!」と警告した〉のは「本件街宣が始まる直前」か「始まった頃」と答弁した。原告が街宣中の被告に話しかけることは不可能だから、本件写真が撮影されたのは「本件街宣が始まる直前」以外にはない。いずれにしても被告は、原告に対して「離れろ!」と警告したとする時間帯が「午後3時30分前」であることを認めた。すなわち被告は、「主張2」及び「主張3」と2度にわたって主張していた時間帯が虚偽であることを認めるに至った。



 裁判官の質問に対する回答が「行動する保守」Aの、私に対して「離れろ!」と警告したとする最後の主張である。それに対して私は「行動する保守」Aの主張の変遷を記載した上で次のように主張した。

〈被告が原告に対して「離れろ!」と警告したとする主張は、「主張1」(本連載第26回参照)から内容的にも変遷に変遷を重ねている上に、その時間帯もそのときどきの都合(私の反論)に合わせて操作していることが明らかである。この点においても被告が原告に対して「離れろ!」と警告したとする主張には信用性がなく、被告の主張は事実の捏造にほかならない。〉

 はたして裁判所は「行動する保守」Aの度重なる主張の変遷をどう判断するのか興味深いところである。

(つづく)
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