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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

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第2次「行動する保守」事件 第28回
ただの誹謗中傷と挑発

 ところで「行動する保守」Aは、「相手にしないで」と発言した場面(本連載第27回に反訳を紹介)と朝木直子の街宣風景の2本の動画を証拠提出し、私が「行動する保守」A以外の参加者からも取材を拒否する意思表示をされていたと主張している。朝木の発言とそれに呼応して参加者が口々に発した私に対する「意思表示」は以下のとおりである。



(朝木街宣中の参加者の発言)

朝木  私がここで演説している間にも、え~、私の目の前にも、え~、いつも嫌がらせをしているライターの方、そして、嫌がらせをしている市会議員の方も、え~、周りにいるようであります。

参加者  出てこーい!

参加者  出てこーい!

参加者  出て来いよ!

参加者  おい、出てこーい!

参加者  出てこーい!

参加者  人殺し~!

参加者  出てこーい!

参加者  ウルシマ出てこーい!

参加者  出てこーい!

参加者  出てこーい!

参加者  根性があるなら出て来い!

参加者  創価学会の手先!



 動画の内容と「行動する保守」Aが私に対して「離れろ!」と警告したとする事実の関連性は明確ではない。いずれにしても朝木街宣中の参加者の発言は、発言というよりも朝木の演説に対する参加者の反応にすぎないように思える。またこれらの参加者の発言は私を誹謗中傷し、威圧し、挑発しようとするものであっても具体的に取材を拒否する内容でないことは明らかである。もちろん私はこのとき、かまわず撮影を続けた。

行政書士が重視しなかった発言

「行動する保守」Aの「あんまり相手にしないで」いう発言に関しては、行政書士は私が提訴した裁判で同じ場面の反訳を提出している。行政書士が反訳を提出したのは、私が参加者などから取材を拒否されていたと印象づける趣旨だった。しかしその反訳には、「行動する保守」Aの発言は記載されていない。

 どういうことなのか。「あんまり相手にしないで」という発言はむしろ、「行動する保守」Aがこの日、私に対してなんらかのクレームをつけようとする気持ちがなかったことを表しており、行政書士としても最初は「行動する保守」Aの発言は彼らの主張にとってプラスにならないと判断していたものと理解できた。

 また「行動する保守」Aは、行政書士らが私に取材拒否の意思表示をした最後の場面を再現した上で、〈「行動する保守」Aが原告宇留嶋に対し、「離れろ!」と警告したのを見ていた参加者の一部が、自ら原告宇留嶋へ撮影拒否又は取材拒否の意思表示をしたのである。〉と主張している。

 行政書士は私から提訴された裁判で訴外群馬とともに、彼らが私に対して撮影を拒否する意思表示をしたとする陳述書を提出した。行政書士と訴外群馬は陳述書で以下のように記載している。



(私の取材に関する行政書士の記載)

 原告宇留嶋は、私と訴外群馬による複数回の取材拒否及び撮影拒否の警告を無視し、私を含む参加者らの無断撮影等を続けました。

 その結果として、私は警告どおり原告の姿を撮影して公開することを複数回に亘り通告しました。加えて、撮影の際には、私が「何かご発言があればどうぞ。」と原告に対して伝えました。原告は弁明・反論の機会が充分にあったにもかかわらず、私との名刺交換を無礼に拒否したときのような明確な拒否の言葉も何ら発しませんでした。……

(訴外群馬の記載)

(朝木の)演説も終わり、朝木明代元市議が突き落とされた現場へ向かう前に、行政書士が宇留嶋氏に何か写真を撮らないよう話していました。私も彼に近づいていって「撮らないでくれ」と言いました。

 更に現場へ移動中にも、私は改めて宇留嶋氏に撮影拒否を伝えました。

 行政書士は「撮るなら私も撮りますよ。」「撮影するなら私も撮った写真を公開しますよ。」と宇留嶋氏に念を押しましたが、彼はそのまま私たちのあとをつけてきました。

「向こうが撮るならことらも撮ってやる」と行政書士は撮影を始めました。私も撮ろうとしましたが「電池が勿体ないから止めた」と言って撮影をやめました。



 2つの陳述書は本連載第27回で紹介した反訳の内容と合致しており、主張内容は別にして、この陳述書が現実に起きた事実に基づいたものであることだけは認めることができる。その趣旨はいずれも、行政書士が私の写真を撮影・掲載する以前に、私が彼らから撮影拒否の意思表示を受けていたにもかかわらずそれを無視したと主張するものである。

 一方、「行動する保守」Aは「主張4」(本連載第27回)において、行政書士らは「行動する保守」Aが私に対して「離れろ!」と警告した事実に基づいて撮影拒否の意思表示をしたと主張している。すると行政書士らが私との裁判に陳述書を提出するに際して、「行動する保守」Aが私に対して「離れろ!」と警告していたとする事実も記載した方がよほど説得力を増すと思われる。

 ところが上記のとおり、2人とも陳述書に「行動する保守」Aが私に対して「離れろ!」と警告したなどという話はいっさい記載していない。そのような事実がなかったということと理解するのが合理的といえるのではあるまいか。つまり今回「行動する保守」Aの書面を代筆したと思われる行政書士は、本件裁判でかつて自分自身が作成・提出していた陳述書の内容とは矛盾する主張を行い、それによってかえって「行動する保守」Aの足を引っ張ってしまったということになろうか。

(つづく)
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