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右翼M事件・債権取り立て編(その2)
裁判での主張を法廷外で蒸し返し

 さて右翼Mは続いて、裁判でも主張した独自の主張を繰り返している。千葉が「記事によって社会的信用及び評価を低下させられた」と主張した部分のうちの「社会的評価」に対する解釈・理解である。右翼Mはまず記事が千葉の社会的評価を低下させたか否かについて次のように主張している。



〈賠償金の支払請求について〉(3)

二、私が発行した政経通信第38号に記載された記事の内容によって、貴殿の持つ「社会的信用及び評価が低下」させられた、との主張を真摯に受け止めます。
 
 私からの116,600円の支払を受けなければ、低下させられた貴殿の評価を回復できないという主旨による支払の請求であると理解いたします。

 上記主張が真実であれば、要求に従ってお支払いを実行する必要性を認めるところであります。

 しかしながら、記事は何ら貴殿の社会的信用及び評価を低下させるものでないことは明白であります。



 裁判所は、「機関紙を不特定多数には配布していない」「警察捜査に疑問を呈しただけ」で名誉毀損の不法行為は成立しないとした右翼Mの主張を排斥し、記事は千葉の社会的評価を低下させたと認定して10万円の支払いを命じたのである。また損害賠償金は社会的評価を低下させられた相手方に対する慰謝料であって、相手方の評価を回復させるためのものではない。

 法治国家である日本においてこの判決は絶対で、この結論が覆ることはない。したがって、右翼Mが支払いの必要を認めるか否かなどという議論が存在するかのような主張をすること自体、あり得ない。

 ところが右翼Mは今もなお記事は千葉の社会的評価を低下させるものではないと主張し、したがって損害賠償金の支払い義務はないと主張しているものと理解できる。右翼Mのこの主張は裁判所の判決を無視するもので、裁判所の判決と自分の考えが一致しなければ判決に従わなくてもいいと主張しているに等しい。これが右翼Mの法治国家に対する考え方であり政治姿勢なのだとすれば、右翼Mには「情けない右翼」というだけでなく「反社会的な右翼」という評価も加えなければなるまい。

不穏な文言

 右翼Mはさらに自らが提起したあり得ない議論、「記事が千葉の社会的評価を低下させたかどうか」についての議論を続ける。まともに取り合うような内容ではないが、なにやら不穏な動きを予感させるような文言も含まれている。右翼Mの人物像を表すものとして紹介しておこう。



〈賠償金の支払請求について〉(4)

 つきましては、貴殿の主張を立証するにあたり、以下質問を致します。

1、低下させられる以前の貴殿に対する信用及び評価とは如何なるものでありましたか?

2、記事を読んだ事によって、従来から持つ信用と評価を低下させた人物とは誰ですか?

3、低下させた人物によって、貴殿はどのような損害・不利益を被りましたか?

 以上は、裁判の審理の過程において、質問したことでありますが、貴殿からはなんら回答がなかったので、ここに質問するものであります。
 
 これは貴殿に対し損害金を支払う事を前提として、その正当性を固めるための質問であります。

 裁判の過程において明らかになりましたように、過去・現在においては一般社会との接触を持たぬ貴殿であります故、「2」については○○近辺(筆者注=○○には千葉の住所が記されている)に居住する人々であろうことは容易に推察できます。

 貴殿からの回答を待たずとも、信用と評価を低下させた人々に対しては、私から直接に聞取り聴取することは可能です。

 その上で、低下させた事は全くの誤読と誤解によるものであり、貴殿の信用及び評価を低下させてはならないことを充分に説明させて頂く用意があります。

以上



 質問の内容は現実的にまったく意味を持たない。名誉毀損裁判でいう「損害」とは「社会的信用及び評価が低下させられる可能性」が認定されればいいのであって、具体的な「損害」の立証は必要とされていない上に、すでに裁判所の結論は出ている。

 それよりも上記(4)で注意を要するのは、3項目の質問のあとで右翼Mが、「回答を待たずとも」千葉の住所の周辺に行き、「聞取り聴取することは可能」で、「貴殿の信用及び評価を低下させてはならないことを充分に説明させて頂く用意がある」と述べている点である。質問の直後、右翼Mが千葉の「信用と評価を低下させた人物」が「千葉の近所に居住する人々」となぜ限定するのかといぶかしく思ったが、千葉の家の近所に行く理由を作るためだった。文言自体は丁重であるものの、当事者の立場に立てば、その内容はけっして穏やかなものとはいえない。

 右翼Mが批判しようとする相手の自宅に押しかけたことは1度や2度ではない。右翼Mは今回もまた、千葉の近所に「説明しに行くぞ」といっているのだろうか。仮に街宣車で乗りつけたり拡声器を使用したりしなくても、そんな「説明」をして歩くこと自体が千葉に対する嫌がらせにほかならない。右翼Mはその「用意がある」といっているように聞こえる。

 いずれにしても、今回右翼Mが送付してきた回答を端的にいえば、支払いを拒否するというものである。しかしもちろん、この回答書にはなんらの法的根拠も正当性もない以上、右翼Mの債務がなくなるはずもなく、遅延損害金が増えるだけである。

 西村に対する請求も含めて、進展がありしだい改めて報告したい。

(了)
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