ブログマガジン エアフォース
ブログで興味深い記事を公開していきます。
著書紹介

民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

『民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒』(ユニコン企画発行、長崎出版発売、1200円+税)

現在の“東村山の闇”の原点である議席譲渡事件と女性市議転落死事故についてのルポルタージュ。今は絶版となっていて書店では買えないが、手元に在庫があるので、希望の方はこちらにメールしてください。書籍代+送料でお分けいたします。

最近の記事

カテゴリ

プロフィール

プールマン

Author:プールマン

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

QRコード

QR

FC2カウンター

第2次朝木直子・傍聴人「撮影」事件(その後)
「要望書」を送付

 平成26年3月4日昼、元東村山警察署副署長だった千葉英司が東村山市議会を傍聴に行った際、議会控室前のロビーで前「草の根市民クラブ」で現在は「東村山を良くする会」(代表奥谷浩一)の朝木直子から携帯電話で写真を撮られた件で、東村山市議会議長は朝木を呼んで注意をしようとしたが、朝木が撮影の事実を否認したため、議長は注意するのを断念したようだという話が漏れ伝わってきた。なお当日、議長に対して口頭で厳重な対応を求めた千葉に対して直接の連絡はまだなかった。

 そこで千葉は議長宛に3月17日、「要望書」と題する以下の文書を送付し、重ねて厳重な処分を行うよう求めた。



「要望書」

 私は、平成26年3月4日、貴議会事務局から許可を受けて、本会議を傍聴しました。議会が休憩になり、私が議場隣りのロビーで知人と挨拶を交わしていた際、朝木市議が、約4メートル先から無言で私に携帯電話を向けてカメラのシャッターを切りました。私はその場で同市議に抗議しましたが、同市議は、嘲るような笑みを浮かべてエレベーターに逃げ込みました。その直後に、私は目撃者を伴って議長殿に、肖像権を侵害した同市議に対する処分を要請しました。仄聞するところによると、同市議は、議長殿に対し「撮影はしていない。」と返答したとのことですが、その返答は事実ではありません。

 朝木市議が傍聴者の私を無断で写真撮影したのは今回が2回目であります。前回は、平成21年6月2日、本会議が休憩になり、私が市役所玄関を出た途端に後ろから来た朝木市議が私の前方に回り込み、約5メートル先から無言でカメラを向け数回シャッターを切りました。私は、当時の議長に、同市議に対する処分を要請し、議長は本会議場で休憩時に同市議に対し注意をしました。

 後日、朝木市議は、自分が編集長であるインターネット版の東村山市民新聞のトピックスの《東村山市議会関係の『変えよう!議会を「親創価」に』》で前回撮影に関する記事を掲載しました。その記事では、私の「千葉」の氏をあえて「チバ」と表現した上で、

「チバを見かけた朝木市議が一計を案じ、撮影するポーズをわざと続けたところ、チバが見事に嵌り、毛ばりにかかり、撮影されたと勘違いし市民の面前で怒鳴り長い時間切れまくった。多くの市民が怒鳴り声に眉をひそめてそばを避けるように遠ざかっていた」

 等として私を誹謗中傷しました。注意をした当時の議長をも、「漫画チックなお笑いをやった」等として誹謗しました。以上の記事は現在も掲載されており、かように卑劣な手法で他者を誹謗中傷して自己の不正行為を正当化しました。朝木市議は前回議長から注意を受けたにもかかわらず、再び私に対して同様の行為を繰り返したのです。

 また今回、仮に朝木議員が写真を撮っていなかったとしても、市議会議員からカメラを向けられた時点で私は強い精神的苦痛を覚えました。傍聴に来た者としてとうてい許せる行為ではありません。

 上記のとおり、今回の朝木市議の行為は極めて悪質なものであり、朝木議員に対し、改めて厳重な処分を求めるものです。



 前回の件では、矢野穂積(前「草の根市民クラブ」代表)は朝木が「撮影するポーズ」をしただけだから問題ないなどと朝木を擁護したが、強制的にカメラを点検しないかぎり、実際に撮影していないかどうかを確認することはできない。また議会にそのような強制力はなく、しかも朝木が千葉ら傍聴者にカメラを向けたのは、市役所の敷地内ではあっても議場内ではなく、議長が朝木に対してなんらかの処分等を行う規則上の根拠もなかった。

 したがって、本会議場において、休憩中であるとはいえ、議長が朝木に対して直接注意を行ったのはきわめて異例のことだったといえる。市民の常識からすれば当然と思えるかもしれないが、規則を制定した議会もまた「議員が傍聴者に対して悪意をもってカメラを向ける可能性がある」とは考えもしなかったのである。

 議場内で議長が一議員に対して注意を行うのは重大なことであり、普通の議員なら、自らの行為を深く反省し、繰り返さないよう努力するところだろう。しかし朝木の場合には、議長の注意を何とも思わなかった。だから今回もまた、「東村山を良くする会」の朝木直子は同様の行為を繰り返し、それを横で見ていた同会派の矢野穂積は朝木の行為を止めるどころか、千葉の抗議に対して朝木を擁護したのである。

せせら笑いを浮かべた朝木

 しかし仮に撮影が実際にはなかったとしても、市会議員が自らの政治見解や政治姿勢に批判的な市民にカメラを向けたとすれば、それは市民がいかなる形であれ市政に関与しようとする気持ちを著しく阻害し、萎縮させることになりはしないか。矢野と朝木はともかく、「東村山を良くする会」の代表の奥谷浩一としても、まさかこれを市会議員としてふさわしい行為とは考えないのではあるまいか。

 万引きの被害者を脅し、あるいは議席譲渡事件を引き起こした人物であることを知りながら矢野、朝木と手を組んだ奥谷はともかく、朝木の行為を議長はどう判断し、また朝木に対して具体的にどんな対応をするのか。千葉が「要望書」を送付した時点で3月議会の最終日までにはまだ10日あった。

 千葉の「要望書」に対して議長が最終的な判断を行ったのは平成26年3月26日、東村山市議会3月定例会の最終日だった。午後の再開前、議長は前触れもなく「再開前に、朝木直子議員に申し上げます」と述べて、次のように続けたのである。



(議長による注意の内容=趣旨)

 ある傍聴者が議場隣のロビーで知人と挨拶を交わしていたところ、いきなり朝木直子議員にカメラを向けられ、シャッターを押された。傍聴者はその場で抗議したが、朝木議員はそのままエレベーターに乗って逃げたとのことです。

 数年前にも同様のことがあり、朝木議員は当時の議長から本会議場で注意を受けたにもかかわらず同じ行為を繰り返しており、議会として厳重な処分をしていただきたいということであります。

 会議中の出来事ではありませんので、これについては処分の対象外ですが、議会内外にかかわらず、議員として、公人としての自覚を持つようにお願いします。



 静まり返った本会議場に議長の声だけが低く響いた。朝木はこれまでのように激しく反発するかと思われたが、今回はあざけるような表情を浮かべて議長の様子を見ているだけだった。

 ところが議長の注意が終わろうとするころ、朝木は一声だけ意味不明の叫び声を上げた。自分に向けられた批判に対しては、自らを顧みるのではなく、理屈を超えて、その場で反撃しなければ気がすまない朝木特有の非理性的自尊心をとうとう抑えることができなくなったようにみえた。少なくとも議長の言葉を誠実に受け止めたという態度でないことは明らかだった。市民に無断でカメラを向け、シャッターを切ったことについて相変わらず朝木は、悔恨はもちろん、なんら反省の意思など持ち合わせていないのだった(朝木が非を認めて反省するような誠実さを持ち合わせていれば、最初から同じ行為を繰り返しはしない)。

 では、今回も朝木が千葉にカメラを向けてシャッターを切る現場にいて、千葉に対して「(おまえの)うしろの壁を撮っただけ」などとうそぶいていた矢野はどんな反応だったのか。矢野は議長が注意している間じゅう、議長の方にも朝木の方にもいっさい目もくれず、ただ書類をいじっているだけだった。「写真撮ったのは俺じゃないし、関わり合いになりたくない」とでもいうみたいに。

 議長が朝木に対して行った注意は、議会と市民との信頼関係という意味からも必要かつもっともなものだったと思う。しかし、注意を受けた当の朝木と現場にいた矢野はなんら反省の態度をみせなかった。やはり市民にとっては、彼らからカメラを向けられる恐れがなくなったとはいえないということになろうか。

(了)
関連記事

TOP