ブログマガジン エアフォース
ブログで興味深い記事を公開していきます。
著書紹介

民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

『民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒』(ユニコン企画発行、長崎出版発売、1200円+税)

現在の“東村山の闇”の原点である議席譲渡事件と女性市議転落死事故についてのルポルタージュ。今は絶版となっていて書店では買えないが、手元に在庫があるので、希望の方はこちらにメールしてください。書籍代+送料でお分けいたします。

最近の記事

カテゴリ

プロフィール

Author:プールマン

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

QRコード

QR

FC2カウンター

右翼が再開した「東村山デマ」街宣  その5
見栄を張りたかった重鎮

「行動する保守」Aが行った朝木明代の転落死に関する街宣の内容については、いずれもすでに法廷で排斥された意図的なこじつけやデマを並べただけのもので、何も新しい材料はなかった(あるはずもあるまい)。したがってその主張は、一部の支援者は騙せたとしても、とうてい捜査機関から相手にしてもらえるような代物でないことは明らかだった。それどころか、「行動する保守」Aのデマは、これまでさんざん使い古されたデマを適当に改変してしまうほどの粗雑さだった。

 そんな雑な街宣の中で「行動する保守」Aがつまらないプライドとこだわりをみせたのが「内部告発」についてだった。「内部告発者と直接会った」などと嘘をついて支援者たちを騙し、煽動し、最後には相次いで損害賠償を支払わせるという惨状に追い込んだ上に、自分が提訴されるや「伝聞の伝聞」だったと自白してさっさと和解金を支払い、立証を放棄した無責任極まる前歴をもう忘れたかのようだった。並みの神経ではない。「この街宣に集まった支援者のほとんどは当時を知らないからいい」ということなのだろうか。

「行動する保守」Aは「内部告発」についてあらためてこう述べた。

「『内部告発』は現職の警察官からのもので、世論の盛り上がりがなければ証言ができないと間接的に聞いた。この証言を引き出せなかったのはわれわれの敗北です」(趣旨)

「行動する保守」Aは簡単に「間接的に聞いた」と述べるが、「ジャーナリスト」でもあるこの重鎮が「間接的に聞いた」ということの意味はわかっているだろう。「伝聞の伝聞」ということで、通常は評価の対象にさえなり得ない。

 つまり「行動する保守」Aがここでいう「証言を引き出せなかった」というのは嘘で、「伝聞の伝聞」だから情報の出所にもたどり着けないということにすぎない。「行動する保守」Aは支援者に対してよほど見栄を張りたかったのだろう。言い換えれば、重鎮は「内部告発」が「伝聞の伝聞」にすぎなかったと批判されたことで著しくプライドを傷つけられたのかもしれない。

「内部告発」へのこだわり

「われわれの敗北です」という文言だけ聞けば、重鎮もさすがに潔いと思われるかもしれない。しかし私には、「行動する保守」Aの表情からも口調からも、特に支援者に向かって謝っているようにはみえなかった。どうもその演説のニュアンスでは、「証言を引き出せなかった」ことは敗北だが、「証言を引き出せ」ていれば真相究明ができた、そういっているように聞こえたのである。つまり「行動する保守」Aは、今も「内部告発」それ自体を否定しているのではないと。

 一見詫びたようにみせた上で「行動する保守」Aが紹介したのが、香川大学の教授が創価学会を訴えている裁判で提出した陳述書の内容だった。この教授は創価学会幹部から「暴力団員が朝木明代をビルの上で脅していたところ、誤って転落させてしまったといって駆け込んできたと、別の創価学会幹部から聞いた」という話を聞いた(趣旨)と、陳述書に記載していた。誰が立証できるのか見当もつかないが、いずれにしてもこれも「伝聞の伝聞」であることに違いはない。

 しかしこれは、「行動する保守」Aが「聞いた話」として聞いたという「内部告発」という与太話と似た話である。香川大学教授が聞いたという話の内容が事実なら、その暴力団員が目撃されていた可能性もないとはいえない。つまり香川大学教授が述べた「伝聞の伝聞」は、自分が聞いた「内部告発」の再評価につながる話と「行動する保守」Aが考えたとしても不思議はない。私には、「行動する保守」Aはこの大学教授の「伝聞の伝聞」話を紹介することで、「内部告発」の内容自体には真実性があるのだとあらためて主張しているように思えた。

「行動する保守」Aは、創価学会はこの大学教授との裁判において上記陳述書の内容に対して沈黙しているのは「触れたくないからだ」とも述べた。つまり「行動する保守」Aは、少なくともこの大学教授の「伝聞の伝聞」の内容は事実であるとの心証を持っているということと理解できた。

 いずれにしても、「行動する保守」Aにとって大学教授が「伝聞の伝聞」を公表したことはかつて「証言を引っ張りだせなかった」「内部告発」の事実に迫る絶好の機会である。街宣前には、当の大学教授とも挨拶を交わすこともできた。今後も「行動する保守」Aは再び「朝木明代謀殺事件の真相究明活動」を継続するというから、今度こそまともな立証活動を期待したいと思う。

「行動する保守」Aに提案

 実は「行動する保守」Aが「真相究明」を進めるにあたってきわめて参考になるものがある。「行動する保守」Aも知っていると思うが、この大学教授の陳述書の内容についてはすでに千葉が問い合わせたことがある。その内容は以下のようなものだった。



(千葉の教授に対する質問項目)

①伝聞内容は、「行動する保守」Aのいう「内部告発」(警察は、朝木市議殺害犯を特定したが創価学会員の検事が握り潰した)及び朝木直子の「明代は創価学会に殺された」とする発言と関連しているのか。

②法律学者である貴殿は、この「伝聞の伝聞」である事実を公表するにあたり、十分な検証をしたはずだから、その検証結果を具体的に明示されたい。

③貴殿が聞いたとする創価学会幹部は、陳述書の内容を公表することを承諾したのか。

④この重大な「伝聞の伝聞」を9年間も告発も公表もせずに放置していた理由は何か。



 ――以上の4項目である。千葉の質問内容は「真相を究明」する上で端的かつ重要なものである。しかし、これに対して教授は、千葉が「無職(元東村山事件初期捜査指揮官)」という肩書で質問を送付したことが「不可解である」などとして、具体的な回答をいっさいしなかった。

 そこで私は「行動する保守」Aに1つ提案したいと思う。「行動する保守」Aはすでに電話で挨拶を交わしているほどだから、よもや教授から肩書が問題にされることはあるまい。「行動する保守」Aは「真相究明活動」を進めるというのだから、ぜひとも千葉の質問内容を参考に教授から話を聞いてもらいたいと思うのである。

 なお余談だが、街宣から2日後の平成26年9月2日、「行動する保守」Aの弟子が、この街宣の際に千葉と私がストーカー行為を働いた旨の記事をブログに掲載した。このため千葉と私は同9月17日、東京地裁立川支部に提訴した。

(つづく)
関連記事

TOP