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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

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「右翼の弟子」事件 第1回
 ブログの記事をめぐり私と千葉が「行動する保守」Aの弟子を提訴していた裁判は、平成26年9月17日に提訴してから2カ月後、当初は1人の裁判官による審理が予定されていたものが合議制となり、法廷も当初よりも広い405法廷に変更となった。かつて千葉が右翼Mとの裁判で使用された法廷である。東京地裁立川支部は、被告がネット右翼の重鎮で最近は在特会のヘイトスピーチ・デモにも参加する「行動する保守」Aの弟子であるという点を考慮したものと思われた。

 かつて千葉や私が「行動する保守」らを提訴した裁判では、多くの「行動する保守」支援者が集まり、廊下を埋めたものだった。とりわけ最初の、千葉が西村修平を提訴した裁判では、東京地裁八王子支部の法廷前廊下は平日だというのに「行動する保守」支援者で埋まり、その多くが傍聴できない事態となった。

「行動する保守」関連裁判の場合、「行動する保守」側には支援者・当事者を問わず相手方に危害を加える恐れがあるため、定刻の5分前まではドアが施錠され、職員から許可の知らせがあるまで入廷が許可されないのがいつしか通例となっている(普通の裁判ではもっと早く入廷できる)。また裁判所は法廷の脇に荷物置き場を用意し、「行動する保守」らはそこにプラカードやハンドマイク、日章旗などの街宣道具を預けなければならなかった。 入廷許可が下りると、ドアの両脇に2人の職員が立ち、傍聴人はその間を1列になって整然と入廷した。

 さて第1回口頭弁論が開かれた平成26年11月12日、午後2時開廷の5分前を過ぎた405法廷の周辺には20名近い裁判所職員が警戒にあたっていた。師匠である「行動する保守」Aの「人望・人徳」からすれば、その弟子の裁判に多くの支援者が集まってもなんら不思議はないと思われた。ところが私の見る限り、法廷前には支援者らしき人影をただの1人として見ることができない。私と千葉が入廷したのは5分前を過ぎていたから、もう支援者たちは全員入廷したのかもしれない――。

 そう思いながら法廷に入ると、被告席には「行動する保守」Aの弟子がすでに座っていた。原告席に向かいながら傍聴席に目をやると、中央最前列に師匠「行動する保守」Aが私たちに向かっていつにもましてするどい視線を投げかけていた。

 原告席に着席し、あらためて傍聴席をざっと眺めてみた。やはり支援者らしき傍聴人は1人もいない。最近弟子がさかんに持ち上げている若手活動家の姿もない。最後列に4、5名スーツ姿の傍聴人がいたが、これは公安関係者とみられた。平日だから、支援者も来れなかったのだろう。

 さて定刻になり、3人の裁判官が入廷した。裁判長はまずこの日までに提出された原告側の訴状と書証、および被告から提出された答弁書を陳述扱いとすることを確認した。答弁書は10月31日付で1週間前に送達された。答弁書には本人の署名がなされていた。したがって、弟子は代理人を立てず、本人訴訟で臨むつもりのようだった(後に詳述)。

 その後、裁判長から原告・被告双方に対して、問題の記事(後述)がいつまで掲載されていたかについて質問がなされた。私は知る由もないので、「わからない」と答えるほかなかった。ブログを運営している弟子ならわかるはずだが、確認していなかったのか、被告もまた「わからない」という。

 こうして、この日は掲載期間が確定できなかったため「次回に継続」(裁判長)とし、第1回口頭弁論は終了した。次回期日は平成27年1月15日午前11時と指定された。

本件提訴の概要

 本件裁判は、弟子が平成26年9月2日付でブログに掲載した記事における次の5カ所の記載によって原告らの社会的評価を低下させたとして提訴したものである。



(記載1)

駅周辺には、これまで自殺説を強く支持する観点から東村山市議転落死を追ってきたジャーリスト・宇留嶋瑞郎と、事件当時に捜査を指揮した元東村山警察署副署長の千葉英司らも偵察に訪れていたようである。(筆者注=私と千葉の氏名は赤字で表示)

(記載2)
 
現職を離れて久しく、いくら当時の捜査責任者と言えども(原文ママ)退官した後も東村山にこだわる理由はないだろう。仮に自ら指揮した捜査に手違いがあったとしても、それで何らかの法的責任を追及されるというわけではあるまいに。

(記載3)

宇留嶋ともども毎回の如く東村山駅周辺での行動には姿を現しており、まるで自殺でなければ困る、自殺での死亡のままにしておけと言わんばかりの執拗な付きまといっぷりである。平成20年に初の街頭演説を開催して以来、東村山での街頭演説活動ではこのようなことが繰り返されている。

(記載4)

宇留嶋の場合、少なくともジャーナリストとしての取材活動という名目があるのだろうが、年金生活者になっていると思しき元副署長・千葉の場合はジャーナリズムに携わっているわけでもなく、何のために東村山での行動につきまとっているのか、皆目意味が分からない。

(記載5)

 物理的な妨害こそないものの、街頭演説が終了して我々が東村山駅周辺から立ち去るまで、その動向を見張るかのように終始付きまとう様は常識的に考えて異常である。一連の行動には宇留嶋・千葉両人のみならず、創価シンパと思しきブロガーやウォッチャーまでおり、ある意味では「集団ストーカー行為」(筆者注=「集団ストーカー行為」は赤文字で表示)の一形態といえるのではないか?



 原告らはまず弟子が原告らの氏名を赤字で表示したことについて、「原告らの氏名を赤字で記載してことさらに注意を喚起した」と主張し、上記記載のうち記載2、3、4、5について千葉は、「千葉が本件街宣の現場に行った目的は『自殺での死亡のままに』しておくため、『真相究明』を訴えている本件街宣活動を見張り、つきまとうためであると断定するもの」と主張し、私は記載4、5について「宇留嶋が本件街宣の現場に行った目的は、取材目的ではなく、『真相究明』を訴えている本件街宣活動を見張り、つきまとうためであると断定するもの」と主張している。

 その上で原告らは、本件記事は「原告らが本件街宣現場に行った目的が社会的正義に反する不当なものであると主張するのみならず、原告らは法律で規制された犯罪行為であるストーカー行為を働いたと断定するもの」で、原告らの社会的評価を低下させたと主張し、原告らに対し各50万円の支払いを求めている。

(つづく)
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