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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

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「右翼の弟子」事件 第2回
署名箇所に違和感

「行動する保守」Aの弟子の平成26年10月31日付答弁書は、その1週間後に送達された。答弁書に代理人の名前はなく、当事者の名前だけが記載されている。弟子はこの裁判に本人訴訟で臨むということだった。

 ただ私は本人の署名部分を見て違和感を覚えた。裁判に提出する書類には、署名・捺印しなければならない。通常は署名の右横に捺印するが、弟子の書面には署名の右横に㊞マークがあらかじめ印刷されており、弟子はその上に捺印していたのである。

 普通、自分で作成した文書の捺印箇所にわざわざ㊞マークを印刷する者はいない。つまり弟子の答弁書は、署名は弟子のものになっているが作成者は別に存在していて、㊞マークを記載することによって捺印が必要であることおよび捺印場所を教えようとしていたのではないか――私はそんな印象を受けた。

〈「行動する保守」A=「ネット右翼」〉を否認

 さて、弟子は当然、私と千葉の請求を棄却する判決を求めたが、その理由について順を追って紹介しようと思う。

 まず「原告ら」について弟子は、以下のように述べて私と千葉の主張を否認している。



「原告千葉について」

「当該市議」(筆者注=朝木明代)の「万引き事件」、「謀殺説」、謀殺説を「事実と盲信した被告らによって」「事件を捏造した警察官として誹謗中傷され続けて現在に至っている」については否認する。

「原告宇留嶋について」

「謀殺説の虚偽性を明らかにするために取材活動を続けている」について否認する。

筆者注=「」内は原告らの記載)



 東村山市議の矢野穂積、朝木直子、「行動する保守」A、右翼Mらが千葉について、「万引き事件の捏造に関わり、『他殺』の事実を隠蔽して自殺として処理した」と誹謗中傷している(した)ことについて、弟子はそのような事実はないと主張している。すなわち、矢野や「行動する保守」Aによる千葉に対する主張の内容は正しいと認識しているということだった。

 私の取材活動については、「真相究明のためではない」と主張しているようである。私が何のために執筆活動をしているかについて弟子は明言していないが、続いて以下のような、本件とどう関係しているのかわからないような一文を付け加えている。

〈なお、原告宇留嶋は、創価御用ライターとの呼称が名誉毀損にあたるとして、他者への別訴を複数回提起したが、いずれも敗訴している。〉

 弟子(あるいはこの答弁書を書いた人物)はよほど私が「創価御用ライター」との記述をめぐって提訴し、敗訴したことを強調したかったのだと思われた。弟子は、私が「創価御用ライター」だといいたいのだろうか。なお直接的に上記記述をめぐって私が提訴した相手は、矢野と朝木を除けば、ある法律関係の資格を持つ人物しか思い当たらない。

 被告である弟子について、われわれは訴状で〈万引き現場や自殺現場にほど近い東村山駅前や東村山市役所前等で事件の「真相解明」と称して街宣活動を行っている。〉と記載したが、これについて弟子は〈「真相解明」を求める活動をしていることは認める。〉とした。弟子は「行動する保守」Aらとともに「朝木明代は万引き事件を捏造され、謀殺された」という矢野のデマを宣伝しただけだと思うが、弟子はそれを「真相解明」活動だと信じていることだけはわかった。

 また、〈ネット右翼である訴外「行動する保守」A(筆者注=訴状では本名を記載)の弟子〉と記載したところ、弟子は「行動する保守」Aが〈「ネット右翼」であることを否認する〉とした。「行動する保守」Aはかつて「ネット右翼」であることを自認していたと思うが(それどころか「ネトウヨのカリスマ」だったらしい)、弟子は師匠の言葉をあっさり否定するつもりらしい。あるいは、弟子は答弁書の内容をよく読んでいなかったのだろうか。

記事を確認しなかった「筆者」

 では、私と千葉を「集団ストーカー」と記載した部分(記載1~5=前回参照)についてはどうか。

 まずわれわれは、弟子が本件記事で私と千葉の氏名を赤字で記載したことについてこう主張していた。

〈被告は本件問題部分において原告千葉の氏名を赤字で記載してことさらに読者の注意を喚起した〉(私に関する部分についても同様)

 これに対して弟子は答弁書でこう主張していた。

〈(弟子は)本件サイト上で個人名を記載する場合は、本件記事に限らず、色文字を使用するのが通常である。〉

 本件記事に限ってみても、本件記事には私と千葉以外に朝木明代、「行動する保守」Aや弟子の同志、香川大学教授のなどの個人名も実名で出ている。しかし、われわれ以外の名前については通常の黒の文字が使用されており、色文字が使われていないのは明らかだった。また本件記事以外の記事を見ても、特に個人名をすべて色文字で記載しているという事実はないようだった。

 したがって上記の弟子の主張は、本人ならおよそ間違えようのない単純な誤りである。答弁書の筆者は本件記事そのものを確認するという最も基本的な行為を怠ったのではあるまいか。

(つづく)
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