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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

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右翼が再開した「東村山デマ」街宣  その10
「行動する保守」Aは平成26年8月31日(東村山)と同年9月26日(立川)、朝木明代の転落死に関して香川大学教授が聞いたとする話(=「創価学会が雇った暴力団員が朝木明代をビルまで拉致し、脅かそうとしていたら、誤って落としてしまった」とする伝聞)を紹介し、あたかも「謀殺説」になんらかの進展でもあるかのような街宣を行った。教授の伝聞話の検証に関してその後なんらかの進展があったのかどうか。

 しかしあれから半年になるが、「行動する保守」Aも伝聞話の出所である教授本人も、進展どころか伝聞に触れることさえない。このままでは、「行動する保守」Aが持ち出した恥ずかしい「内部告発」同様の与太話にすぎなかったと結論付けざるを得まい。

短い記事が含む情報

 ところが東村山市議会の臨時議会が開かれた平成27年5月19日、友人との雑談の中で、香川大学の教授がいっこうに伝聞の内容を検証しない一方で、5月18日付ブログに興味深い記事を掲載していることを知った。見ると、教授は〈『東村山の闇Ⅱ』が自費出版された〉とするメールを知人からもらった旨記載していた。記事には著者名が記載されていないが、タイトルからすれば、著者は朝木明代の万引きを苦にした自殺という事実を隠蔽したい東村山市議の矢野穂積と朝木直子(「草の根市民クラブ」)以外にはあり得ない。

 友人によれば、5月19日早朝の時点では書籍の写真も掲載していたという。しかし、どんな事情が発生したのか、昼前にはもう写真は削除されていた。

 矢野と朝木の政治宣伝ビラ『東村山市民新聞』第170号(平成24年3月31日付)に「『東村山の闇Ⅱ』という書籍を出版した」とする記事があった。教授がブログに掲載した書籍はビラに記載されたものと同一のものである可能性が高いのではないかと思われた。

 ビラ第170号の記事は〈殺害事件究明の斗いの記録続編〉と題してB5の紙面3分の1を割いている。しかし、教授の短い記事にはビラには記載されていない情報が含まれていた。

 まず、教授によれば『東村山の闇Ⅱ』は『東村山の闇』とは違って「自費出版」であるという。ビラではそのことには一言も触れていない。

 ビラのタイトルはいうまでもなく、捜査機関が「万引きを苦にした自殺」と結論付けた事件について、「これは殺害事件」であると主張して捜査機関の結論を真っ向から否定するものである。したがって同時に、明代の犯行と認定された万引き事件についても無実を主張する内容であると容易に推測できる。

 ところがそんな重大な内容を含むものでありながら、「自費出版」であるということは、出版社が矢野の申し出に応じなかったということと理解できよう。ブログの記事では理由はわからないものの、いずれにしても出版社が相手にしなかったから「自費出版」ということになったということだろう。

 矢野はこの出版についてビラで1度書いたきりで、なぜかその後1度も取り上げていない。ウェブ版には最初に出版した『東村山の闇』の写真は掲載されているが、『東村山の闇Ⅱ』に関しては写真どころか発行に関する告知さえ掲載していない。

 矢野は続編を出版したとはいうけれども、それを積極的に宣伝しようとしていたようにはみえなかった。出版したというのが事実なら、あまり宣伝してこなかった理由の1つが「自費出版」ということだったのかもしれない。すくなくともそう推測させる材料を、教授は提供してくれたことになる。

連携していないことを告白

 さらに教授は短い記事の最後に〈自費出版のため、注文しないと入手できないとのこと〉とし、「注文先を知っている人はコメントを寄せてほしい」と呼びかけている。注文先が矢野以外にないことは子供でもわかろう。教授は「矢野の連絡先を知らない」といっているのだった。

 教授は「『創価学会が雇った暴力団員が朝木明代をビルまで拉致し、脅かそうとしていたら、誤って落としてしまった』という話を聞いた」とした上、暴力団員に「身を隠せ」と命じたという学会職員の名前まで名指ししていた。この話に尻尾を振って飛びついたのが「行動する保守」Aだった。

「行動する保守」Aは「犯人を特定していたという警察官の『内部告発』があった」と主張して仲間や支持者を矢野のデマに引きずり込み、相次いで損害賠償の支払いを命じられるという惨状に追い込んだ。「行動する保守」Aは仲間になんら援助の手を差し伸べなかっただけでなく、自分が提訴されるとあっさり「『内部告発』は『伝聞の伝聞』だった」、すなわち出所もたどれない与太話だったことを自白し、仲間内の信用を著しく低下させた。

「行動する保守」Aにとって教授が聞いたとする「暴力団員による拉致・殺害説」は、それが事実なら「内部告発」の内容ともなんとなく重なり、自分の主張が間違いではなかったと再評価させられる話のように思えたという側面もあったのだろう。ところが、「行動する保守」Aの「内部告発」同様に、教授の「告発」も事実ならきわめて重大な「証言」であるにもかかわらず、肝心の矢野と朝木はなんら関心を示さなかった。

 しかも彼らは「行動する保守」Aが東村山で街宣を行うというのに最後まで街宣には姿を見せず、それどころか「行動する保守」Aはこの街宣が矢野、朝木とは無関係であると、異常なくらいに繰り返し説明してみせたのだった。これはきわめて不思議なことではなかっただろうか。

 のちに矢野と朝木は「『行動する保守』Aの街宣に協力しなかったのか」という私の問いを否定しなかった。当然、「行動する保守」Aは事前に矢野に協力を申し入れたはずで、その際には街宣の内容すなわち教授の「告発」についても説明しただろう。それでも矢野と朝木は「行動する保守」Aへの協力を拒否し、それどころか街宣で「矢野、朝木とは無関係」と強調させたのである。

 平成26年8月31日に行われた街宣の現場に、教授と面識があるらしい宗教関係者とおぼしき人物が来ていた。その人物は携帯で教授を呼び出すと「行動する保守」Aを紹介し、「行動する保守」Aは教授と挨拶を交わしていた。

 街宣の協力を断られたとはいえ、「行動する保守」Aは矢野、朝木と連絡が取れないことはない。すると教授は「行動する保守」Aを介して矢野と連携することは容易だったはずである。しかし教授は、「『殺害に関わった人物に直接つながる情報』を知っている」と主張しながら、矢野とは連携しなかった。

 それどころか、いまだに矢野の連絡先すら知らないらしい(調べようともしない)。その事実を教授は平成27年5月18日付ブログで告白していたことになる。不可解というほかなかった。

(つづく)
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