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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

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矢野穂積(草の根市民クラブ)が9月議会を「全休」
3月から早退繰り返す

  東村山市議、矢野穂積と朝木直子(いずれも「草の根市民クラブ」)が年4回(3月、6月、9月、12月)発行している政治宣伝ビラ『東村山市民新聞』が、平成27年6月分に限ってはひと月遅れの7月31日付で発行された。3面の記事によれば、矢野は〈3月末から3カ月間〉入院したというから、6月末から7月の頭に退院して7月末の発行にこぎつけたということだろうか。

 矢野は3月議会から6月議会にかけて早退や遅刻を繰り返している。すると6月議会については入院先の病院から議会に出席していたようである。確かに当時、矢野は自宅とは反対方向(東村山駅方向)から市役所に歩いているのを目撃されている。市役所から東村山駅を過ぎてさらに北に向かうと入院可能な病院がある。

 退院して体調は回復したのだろうか。9月1日に開かれた東村山市議会9月定例会の初日、矢野は10数分も遅刻して本会議場に入ってきた。その足元はフラついており、どことなく痩せたようにみえる。その様子入院先の病院から議会に通っていた6月から改善されたようにはあまり感じられなかった。

 それでも7月31日付のビラでは〈関係者には大変ご心配をおかけした〉などと記載している。たまたまその日にかぎって調子が悪かっただけかもしれない――そう思っていた。

「9月定例会を休む」との届出

 ところがそれから1日の休みを挟んで開かれた9月3日の本会議では、朝木を通して事前に「矢野さんは今日は欠席する」との届出があった。そのとおり、矢野はこの日、終日会議を欠席した。6月議会では午前中は出席して午後早退したことはあったが、会議を終日欠席することはなかった。終日欠席するとは、まだ体調が戻っていないのだろうか。

 翌日の9月4日になって、矢野の体調があまり思わしくないらしいことがはっきりした。矢野は朝木を介して、今度は文書で「9月4日以降の9月定例会を全休する」との届出を、診断書を添えて提出したのである。なお、届出書には「出席できる場合には出席することもある」旨の記載もあったという。

 東村山市議会会議規則第2条には、〈議員は、事故のため出席できないときは、その理由を付け、当日の開議時刻までに議長に届け出なければならない。〉と規定されている。矢野は会議規則に従い、議長に欠席する旨の届出をしたわけだが、その「理由」が、添付された診断書ということになる。

 診断書の内容(病名)までは開示されないが、矢野がビラで自ら明らかにした入院の原因と同じとみるのが自然だろう。その上に、肋骨を骨折したという話も聞こえている。足の衰えから転倒でもしたのだろうか。ただ「何者かによって突き倒された」とは主張していないようである。

 9月4日からは一般質問が始まった。矢野は9月8日に質問に立つ予定で、すでに通告書も提出していたから、多少無理をしてでも一般質問だけには出席する可能性もあると思われた。しかし9月8日も、開会前に議長から矢野が欠席する旨のアナウンスがあり、矢野はこの日も出席しなかった。

1年前の主張

 ところで、ほぼ1年前に発行された平成26年6月30日付『東村山市民新聞』第182号には〈公明市議、4カ月長期欠席を続ける〉との記事があり、矢野は次のように主張している。



(ビラ第182号の記載)
 
 公明・小松賢市議が今年3月議会の2月28日から4カ月以上も長期欠席を続けており、6月市議会も……結局、1日も会議には出席しなかった。むろん、報酬は毎月うけとっている。

 欠席が続いているのに、診断書が提出されたのは、6月市議会が始まってからで、それまでは欠席理由さえ明らかにされてなかった。

 過去にも長期欠席していた自民・伊藤順弘市議は……任期を2年残して途中辞職している。

 途中で辞職するとすれば、小松市議には気の毒な話だが市議というのは、公職だ。



 要するに矢野は、「長期欠席するのなら辞職すべき」と主張しているのである。矢野は平成26年9月30日付第183号でも〈公明市議、半年以上長期欠席を続ける〉とタイトルを変えてほぼ同じスペースで同様の主張を行い、「辞職すべき」との批判を繰り返した。

 市議会議員は市民の負託を受けた存在であり、第三者がその出処進退について軽々に口にすべきものではない。そのことを前提にいわせてもらうと、上記の主語を「矢野」に入れ替えれば、「終日の休み」と「早退」の違い、また期間の差こそあれ、9月議会を初日に出席しただけで全休する矢野自身にそのまま跳ね返ってこよう。

未来を予見したかのような記載

 平成26年12月15日付第184号になると矢野は、1面で〈公明・小松市議、10カ月もの長期欠席〉として同様の批判を繰り返し、さらに3面では次のように主張している。



(ビラ第184号の記載)

 仮に病欠の場合、10カ月もの長期にわたって、欠席しているのだから、尋常な状態ではない。会議出席が中心の公務ですらできないとすれば、はやく職を辞して、治療に専念すべきだろう。



 小松は平成27年4月の市議選には立候補しない道を選んだ。政治家らしく自ら引退を決断したのである。

 一方、矢野は平成27年3月末から6月まで入院して病院から議会に通い、さらに9月議会は初日に出席しただけであとは全休するという。〈10カ月もの長期〉というわけではないが、「尋常な状態」なのかどうか。

 というよりも、この記事はまるで9カ月後の自分を予見していたかのようでさえある。ただ矢野の場合は、病気だけでなく、公選法違反で朝木直子とともに告発された身だというおまけ付きではあるが。

(了)
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