ブログマガジン エアフォース
ブログで興味深い記事を公開していきます。
著書紹介

民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

『民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒』(ユニコン企画発行、長崎出版発売、1200円+税)

現在の“東村山の闇”の原点である議席譲渡事件と女性市議転落死事故についてのルポルタージュ。今は絶版となっていて書店では買えないが、手元に在庫があるので、希望の方はこちらにメールしてください。書籍代+送料でお分けいたします。

最近の記事

カテゴリ

プロフィール

プールマン

Author:プールマン

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

QRコード

QR

FC2カウンター

多摩湖寿会事件 第23回
清水に対する請求(その2)

(5)議場における不規則発言

 多摩湖寿会会長清水澄江は、朝木直子が東村山市議会平成28年12月定例会において一般質問を行った際、傍聴規則に反し、傍聴席から傍聴人のみならず少なくとも市役所職員全員に聞こえる音量で、朝木の発言を支援する趣旨で下記の発言を行った。

①(朝木の「何十件もあるんだから、不正計上が。……横領の証拠が」との発言に呼応して)清水〈全市に配ったらいいじゃない〉

②(健康福祉部長が寿会の市に対する返還額を読み上げたのに続き)
清水〈彼女から返してもらえばいいのよ〉

③〈みんな山川さんの懐に行ってるから、全部返してもらえばいい〉

 上記①の発言は「原告の横領の証拠を全市に配ればいい」というものであり、上記②③のの発言は、東村山市が寿会に対して返還を求めるとしている額のすべてを「原告が横領した」とする趣旨にほかならず、「原告が寿会の金を着服した」との事実を摘示するものであり、原告の社会的評価を低下させたとして30万円の支払いを求めている。

(6)「新年会案内」における記載

 多摩湖寿会会長の清水澄江は、平成29年1月7日、同年1月吉日付寿会会員各位宛て「新年会開催のご案内」と題する文書を配布したが、同文書には、新年の挨拶に続いて「前会計山川昌子氏の会計会費の不正使用・着服につきましても、説明しご理解を賜りたく、より多くの参加を切にお願いし、お待ち申し上げます。」と記載されていた。原告は、上記記載は「原告が寿会の会費を着服した」との事実を摘示するものであり、原告の社会的評価を低下させたとして50万円の支払いを求めている。

朝木及び清水に対する請求

 平成28年11月30日に行われた朝木直子の一般質問で、朝木は市長に対して「告発すべきだ」と主張したが、渡部市長は「犯罪と断定するには至らないので告発はしない」と答弁した。一般質問終了後、傍聴席にやってきた朝木と清水は下記の発言を行った。

①「この中にね、鯛焼きまで補助金で。私たちの税金で鯛焼きまで」(被告朝木)

②「鯛焼きでしょ、チャーシューメンセットでしょ、それからバーミヤンでしょ、7月の2日と5日にね、リンガーハットとバーミヤン。横領で、あじさい館の下見に行ったら2回も食べてるの」(被告清水)

③「食べてるよ、よく。痩せたでしょう、寿会の会計離れて。だいぶ飲食費が少なくなって」(被告清水)

 上記②③の被告清水の発言に対して、被告朝木は「ふだんの行いが悪いからね、みんな怒って、みんな協力してくれるんです」と、あたかも原告が常日頃から不実な行動をする人物であるかのような発言をした。さらにそれを聞いた被告清水は「写真だって何だって会の金でやってて、飲食だって全部寿会の金で食べてたんだから、いっぱい貯まってるわよ」と発言した。

 原告は、上記の発言は「原告が寿会の金を横領した」との事実を摘示するものであり、原告の社会的評価を著しく低下させたとして朝木と清水に対して連帯して30万円の支払いを求めている。

天目石要一郎に対する請求

(1)平成28年8月26日付ブログ記事

 天目石は、天目石が運営するブログの平成28年8月26日付〈公明市議が老人会費を横領か? 東村山〉との記事において、

〈元東村山市議会議員Y(公明党)による老人会費の横領疑惑が発覚しました。9月7日の東村山市議会一般質問で朝木直子議員が追及することになっています。東村山市議会のホームページで質問の通告文を見ることができます〉

 と記載した上で、「原告が多摩湖寿会に支出された補助金を横領した」との事実を摘示した朝木の一般質問通告書(平成28年9月議会)のアドレスを貼り付けてリンクした――。原告は上記のように主張し、上記記事は「原告が老人会費を横領した」との事実を摘示したとして、天目石に対して20万円の支払いを求めている。

(2)山川に対する侮辱的表現

天目石は上記ブログで、

〈Y元市議を何回か見かけたことがあります。「めちゃくちゃケバいな。」と感じました。でも、あの厚化粧の下にはこんな秘密があったんですね。〉

と原告の容貌を揶揄した上、

〈もっとも、彼女のスキャンダルはこれだけではないですが〉

と記載した。原告は、天目石は上記記載によって「原告がひどい厚化粧をしている」、「原告には上記横領以外にもスキャンダルがある」と原告を侮辱したことにより甚大な精神的苦痛を受けたとして20万円の支払いを求めている。

(3)平成28年11月30日付ブログ記事

 天目石は、天目石が運営するブログの平成28年11月30日付〈公明党 山川昌子元市議会議長による老人会費着服〉と題する記事を掲載し、本文で、

〈東村山市での元市議会副議長(公明党)による老人会費着服事件〉

〈東村山市民新聞で、山川昌子と実名で報道されました。被害者の老人会の皆さんは、山川昌子を告訴する準備を進めているそうです。〉

〈警察も、公明党の偉い先生たちにゴマをするためにうやむやにしたら本当に信頼を無くします!〉

と記載した。天目石はさらに同記事に『東村山市民新聞』第188号の1面を転載し、クリックすることにより上記ビラを拡大して容易に閲覧できる状態にして、〈公明党山川昌子元市議会議長による老人会費着服〉との事実をより強固に補完した。

山川は、天目石は上記各記載及び「原告が老人会費を着服した」との事実を摘示した『東村山市民新聞』第188号上記記事をインターネット上に公開したことによって、原告の社会的評価を著しく低下させたとして20万円の支払いを求めている。

(4)写真の無断転載

 清水は上記ブログに『東村山市民新聞』第188号の1面を転載したが、その転載部分には無断掲載された山川の顔写真が掲載されており、拡大すると「元市議が老人クラブ会計から横領」との写真説明を確認することができる。原告は、上記の転載によって肖像権を侵害されたと主張して20万円の支払いを求めている。

 以上が、山川が朝木、矢野、清水、天目石を提訴した裁判の請求原因と請求額である。請求原因が多岐にわたるため、総額は900万円にのぼることとなった。

(つづく)
関連記事

TOP