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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

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多摩湖寿会事件 第44回
朝木と清水の最終目標

 平成28年11月30日に行われた東村山市議会で、朝木直子は市長に対して繰り返し「山川を横領で刑事告発すべきだ」と主張した。しかし、渡部尚東村山市長は「横領であるとは断定できない」として、告発はしないと答弁した。朝木と清水は、今回の山川による不適切な会計処理問題をめぐり、これがたんなる不適切な処理ではなく横領という犯罪として社会的に評価させることを最終目標としていたのだろう。それが実現できれば、山川はもちろん公明党も「犯罪者集団」として堂々と宣伝することが可能になるという筋書きではなかったのだろうか。
 
 朝木明代の万引きとそれを苦にした自殺をめぐり、朝木直子と矢野穂積は保身のために、根拠もなく創価学会の陰謀と主張した。当然、創価学会はそれに対して反撃し、矢野らは多額の損害賠償金を支払わされることになった。しかし、朝木らは自らまいた種であるにもかかわらず創価学会・公明党を逆恨みし、目の敵にしていることは周知のとおりである。

 しかも、山川との裁判で敗色濃厚となっていた(現実に矢野と朝木に対して50万円の支払いが命じられた)。そこへ清水から「山川が寿会の金を横領した」という情報がもたらされた。

 朝木と矢野は、矢野が明代と始めた高齢者を対象とした昼食会を、多摩湖ふれあいセンターで定期的に開催している。参加者の中には多摩湖寿会の会員もいたから、「山川が寿会の金を横領した」という情報はすんなり朝木のもとに入ってきたのではあるまいか。朝木としては、願ってもない反撃のチャンスが舞い込んだということだったのだろう。

 清水は清水で、一般質問の際の傍若無人の振る舞いをみると、本当に山川が「横領をした」と思い込んでいる様子がうかがえる。そこへ途中から、もともと山川には恨みを持っている朝木が参入したことで、清水の思い込みはより強固なものになったのではあるまいか。こうして、少なくとも清水と朝木の間では、最終的に山川を犯罪者に仕立て上げることが目標となっていたものと思われる。

 そのことを如実に物語るのが、平成28年12月議会で東村山市長に「告発しないのか」と追及した朝木の一般質問であり、「告発しない」と答弁した市長に対し、休憩中にも朝木が執拗に「告発すべき」と迫り、清水が「首が飛んでも仕方がない」とすごんだことだろう。これは、東村山市に告発させ、山川を犯罪者に仕立てるという当初の目論見が崩れたことに対する不満の表われでもあったのではあるまいか。朝木はこれまで、そのために3度も議会で質問を積み重ねたのだった。

奇怪な案内文

 平成28年の時点では、東村山市に告発させることはできなかった。しかし2人とも、それぐらいで山川に対する犯罪者呼ばわりをあきらめるような潔さは持ち合わせていないようだった。朝木の議会での質問から1カ月後、年が明けた平成29年1月7日のことである。山川の自宅に手書きで「山川様」と宛名書きのある案内文書が投函された。

 見ると、それは「新年会開催のご案内」と題する寿会会長清水澄江名義の文書だった。本文には、新年の挨拶に続いて、およそ新年会の案内にはそぐわない、次のような驚くべき文言が記載されていた。



(山川が主張する清水による不法行為⑥)

「前会計山川昌子氏の会計会費の不正使用・着服につきましても、説明しご理解を賜りたく、より多くの参加を切にお願いし、お待ち申し上げます。」



 上記の記載について、山川は「『原告が寿会の会費を着服した』との事実を摘示するものであり、被告清水は上記文言を記載した案内文書を寿会会員宅に投函することにより、原告の社会的評価を著しく低下させた。」と主張している。

 思い出されるのは平成28年8月、東村山市が前役員と現役員を集めて会合を開き、東村山市の担当者が「帳簿外の保管金は返還されており、問題はない」との判断を示した際、清水が「納得できない」とした上、「山川が横領したと触れ回って、東村山を堂々と歩けなくしてやる」と言い放った(山川と前副会長の主張)ことである。「東村山中に『山川は寿会の金を横領した』との事実を広めたい」という趣旨において、「(横領の証拠を)全市に配ったらいいじゃない」という清水の発言(平成28年11月30日に行われた朝木の一般質問の途中になされた発言)と共通している。

 新年会の案内状に「前会計山川昌子氏の会計会費の不正使用・着服」と書いて会員宅に投函する行為は、寿会会員に対して「触れ回る」のも同然である。寿会の「新年会開催のご案内」と書いてあれば、会員ならばただのビラよりも高い確率で読まれることが予測できよう。文字に書かれていれば、案内状を捨てない限りは残るから、たとえばその会員が来客に「こんな話があるそうだ」と読ませる可能性も生じよう。清水は「触れ回る」のと同じ効果を期待して、新年会の案内状に上記の文言を入れたということだろう。

かなり苦しい言い訳

 この文言によって名誉を毀損されたとする山川の主張に対し、清水は「被告清水が市に原告を告訴・告発させるという思惑を抱いていたことはない」と主張した上で、上記の記載について次のように説明している。



(山川が主張する不法行為⑥に対する清水の反論)

 東村山市議会における質疑や、多摩湖町にも広汎に頒布されていた東村山市民新聞などにより、平成28年の年末ころには、寿会会員から同会会長である被告清水のもとに本件横領について問い合わせが多数寄せられる事態となっていた。このため、寿会会長である被告清水としては、同会会員らに、被告清水らが把握している客観的な事実経緯や対応について説明する必要があった。このために送付したものが、平成29年1月7日の「新年会開催のご案内」である。

 上記の状況を踏まえれば、「前会計山川昌子氏の会計会費の不正使用・着服につきましても、説明しご理解を賜りたく、より多くの参加を切にお願いし、お待ち申し上げます。」との記載は、必要なものであって、何ら不法行為を構成するものではない。



 こう述べた上で、清水は「原告の横領の摘示があったとしても、名誉毀損は成立しない」と主張していた。「真実性・相当性がある」との趣旨のようだった。

「同会会員らに、被告清水らが把握している客観的な事実経緯や対応について説明する必要があった。」といいながら、この「案内状」に記載されているのは、「山川が寿会の金を不正使用・着服した」という結論のみであり、この主張が事実に反することは明らかである。客観的な証拠があるのなら、新年会の案内に「山川は横領した」と記載したとしても、「異例ではあるが、会長として必要と判断した」と主張すればすむ。

 常識ある清水の代理人としては、「新年会の案内状」に「山川が着服した」などと記載するのは、さすがにやり過ぎと感じたのではあるまいか。

(つづく)
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