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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒

『民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒』(ユニコン企画発行、長崎出版発売、1200円+税)

現在の“東村山の闇”の原点である議席譲渡事件と女性市議転落死事故についてのルポルタージュ。今は絶版となっていて書店では買えないが、手元に在庫があるので、希望の方はこちらにメールしてください。書籍代+送料でお分けいたします。

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りんごっこ保育園問題とは何か(第2部)  第5回
矢野と高野の内縁関係には触れなかったTBS

 放送の前半をみるかぎり、高野園長には何の落ち度もなく、待機児解消に貢献しようとしたにもかかわらず、りんごっこ保育園は理不尽にも開園に待ったをかけられた「善意の保育者」――という印象を受けよう。では『ニュースの森』は、りんごっこ保育園が認可されなかった理由は何だというのか。後半をみよう。



(起案書が闇を背景に浮かび上がる)
(ナレーション)
市の内部資料を見ると、市長の決裁が済み、市がこの計画をバックアップしていたことがわかります。


(議場内)
(おどろおどろしい演出ナレーション)
「劣悪な保育環境であることが(テロップ「劣悪な保育環境」)明らかになった。強く見直しを求める」(テロップ「強く見直しを」)

(ナレーション)
開園2カ月前、市議会が土壇場になって認可の見直しを決議。(テロップ「東村山市議会、認可見直しを決議」)
市の予算案を否決し、保育園への補助金をカットしたのです。(テロップ「市の予算から補助金をカット」)


(細渕市長)
「過去をほじくるようなインタビューはいやです」
――ただ、市の方としては今までのプロセスには別に落ち度はなかった?
「ああ、もう、しっかりやってきました」


(りんごっこ保育園)
(ナレーション)
 なぜ市議会は認可に否定的だったのか。理由にあげられた1つは、保育園に庭がないことでした。


(佐藤真和市議)
「認可園というのは最高ランクの施設ですから(テロップ「認可園は最高ランク」)、そうすると、どういうものを作るかっていう責任感がね、市の側にどれだけあったのか(テロップ「どういうものを作るか、市にどれだけの責任感があったか」)、市としてどれだけ、子供たちに責任を持とうとしたのか(テロップ「市としてどれだけ子供に責任を持とうとしたのか」)


(保健福祉部)
(榎本児童課長)

――庭がないって理由で劣悪な環境だということは?
「それは当然、あの、国の基準でいけば適合してますので、問題ない、とは思いますけど」
(テロップ「庭がないから劣悪な環境? 当然、国の基準でいえば、適合していますので、問題ないと思いますが」)

――本来であれば、認可されるというような保育園ですか?
「はい、設備的には当然、問題ないですね」


(りんごっこ保育園)
(TBS桜井記者)

「保育園に庭がなくても、近くの空き地や公園を庭がわりに使うことは法律で認められています。こちらの保育園を出て30メートルぐらい行った場所でしょうか、あのような公園があるのです」
(大岱公園)


(「保育園←→市議会←「質」対立→東村山市」の対立関係を示すフローチャート)
(ナレーション)
 保育園の質にこだわり、市と対立した市議会側。また、問題を複雑にしたのは、りんごっこ保育園を支援している市議が、ふだんから市議会の多数派と対立する人物だったからだという声もあります。


(田中富造市議=共産党)――(テロップ「当初は認可に反対」)
「政争の具というんでしょうか……。問題にしている保育園には誰々が関係しているとか、ですねえ、でまあ、そこのところではどうのこうのとかありますのでね、そのへんになるとちょっと、子供たち以外のところでね、争いっていうんでしょうかね」(テロップ「そのへんになると『子供たち以外』の争い」)


(公園)――(認可保育園)(いずれも資料映像)
(ナレーション)
 認可保育園への民間の参入、混乱は今回のケースだけではないといいます。


(教育評論家・尾木直樹)
「認可を少しでも受けやすくするというので、各自治体が支援する体制はあちこちで始まっているが、それはやはり保育の質を落としてしまうのではないか――そういう思いもあるのだろうと思います」


(高野、中田弁護士ら東京地裁へ――高野の提訴記者会見)
(ナレーション)
 高野園長は、市議会の反対で認可が降りなかったのは違法だとして、東村山市や市議会などに対し、4400万円の損害賠償を求め、今日、提訴しました。


(高野)
「本当に、保育園は誰のものですかって、聞きたいですよ」



(保育園――資料映像)
(ナレーション)
 東村山の待機児童は現在117人。今後、問題の解決は司法の場に移ることになります。



 午後6時9分に始まった放送は6時18分に終了した。


(第6回へつづく)

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テーマ:社会 - ジャンル:政治・経済

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